ふるさと納税3大サイトを比較
今では年間5,000億円もの市場となっているふるさと納税。
我が家でも5年ほど前から利用しています。
ふるさと納税の盛り上がりとともに、ふるさと納税サイトもどんどん増え、今では両手で数えきれないほどの数になっています。
今回は、わたしが今までに利用したことのある3つのふるさと納税サイトを比較してみます。
比較するサイト
比較するのは次の3つのサイトです。
ふるさとチョイス
さとふる
どれもふるさと納税サイトの大手です。
これまでの利用回数としては、ふるさとチョイスが13回、楽天ふるさと納税が6回、さとふるが6回です。
自治体数
ふるさとチョイス 1,559自治体(2020年8月26日現在)
さとふる 802自治体(2020年8月26日現在)
それぞれのサイトに載っている自治体を地道に数えました。
ふるさとチョイスがダントツの1位です。
日本全国の自治体1,788(市区町村1,741+都道府県47)のうち、9割弱をカバーしていることになります。
地方ごとに見てもふるさとチョイスが自治体数ナンバーワンでした。
特に関東地方はふるさとチョイスが262件に対して、楽天ふるさと納税が87件、さとふるが104件で、ふるさとチョイスが他の2サイトの2.5倍~3倍の件数で、差が大きかったです。
返礼品数
ふるさとチョイス 22万点以上(2019年10月21日現在)
さとふる 151,472点(2020年8月26日現在)
お礼の品の数もそれぞれのサイトから調べました。
楽天ふるさと納税に関しては、楽天市場で【ふるさと納税】というワードの検索で出てきた商品数です。
何ページか見るかぎり、すべてふるさと納税のお礼の品でしたが、それ以外の物も多少は含まれているかもしれません。
やはり自治体数の多いふるさとチョイスが、返礼品数でも他の2サイトを圧倒しています。
ポイント還元
ふるさとチョイス ポイント還元なし
さとふる ポイント還元なし
この3サイトの中でポイント還元があるのは楽天ふるさと納税のみです。
ふるさとチョイスは、ふるさと納税での寄付金をより多く地域に届けるため、ポイント還元を行わないというポリシーがあるようです。
楽天ふるさと納税は、「SPU(スーパーポイントアッププログラム)」や「買い周りキャンペーン」などをうまく組み合わせることで最大30%のポイント還元を受けることも可能です。
さとふるは、過去に「オムニ7でふるさと納税 powered by さとふる」で20%還元キャンペーンしたこともありましたが、オムニ7でのサービス自体が2020年9月14日22:00で終了してしまいます。
少しでもお得にふるさと納税したいのなら、楽天ふるさと納税が一番お薦めです。
他の特徴
ふるさとチョイスは決済手段が多様で、クレジットカードやコンビニ払いはもちろん、d払いやメルペイでの支払いが可能です。
マイナポイントでの上乗せキャンペーンが一番大きいd払いですので、そのマイナポイントでふるさと納税をしたい人も多いかと思います。
わたしもその一人です。
楽天ふるさと納税は楽天ポイントが使えるのがメリットで、楽天ユーザーにはありがたいですね。
ただ、あえて言うならば、ふるさと納税も楽天市場の中にあるので、ごちゃごちゃしていて見にくいです。
お礼の品の品名のみで検索を掛けると、ふるさと納税以外の普通の商品も出てきますので、間違えないように気を付けましょう。
さとふるはサイトが一番見やすく、分かりやすい印象を受けました。
ふるさと納税が初めての人でも安心ですね。
また、口コミも一番多いように思います。
例えば、最近人気が高い北海道紋別市のホタテ1㎏。
3サイトとも1万円の寄付でもらうことができます。
このホタテの口コミ数を比較すると、次のようになります。
ふるさとチョイス 139件
さとふる 1,461件
口コミが多いので、さとふるならお礼の品での後悔も少なく済みそうです。
まとめ
3サイトそれぞれにメリットや特徴がありました。
ふるさとチョイスは、純粋に地域のためにふるさと納税をしたい人や、他のサイトでは扱っていない自治体に寄付をしたい人に向けです。
楽天ふるさと納税は、楽天ユーザーやふるさと納税をさらにお得に活用したい人にお薦めです。
さとふるは、ふるさと納税ビギナーの方や、口コミ重視でお礼の品を選びたい人に向いています。
どこか1つのサイトに絞る必要もないので、複数に登録しておいて使い分けてもいいかもしれませんね。
我が家も今年はまだ2つしかふるさと納税を利用していないので、年末に向けてどのサイトを利用するか検討中です。
マイナポイントのために120,000円チャージ!
買い物やチャージでのマイナポイントの付与が9/1から始まりましたね。
我が家も家族6人30,000円分のマイナポイントのために、早速120,000円をチャージしました。
我が家が選んだキャッシュレス決済事業者
子どもたちは4人とも15歳未満なので、親であるわたしたち夫婦のキャッシュレス決済に登録しました。
我が家が選んだ6人分のキャッシュレス決済事業者は、次の通りです。
PayPayチャージ ×2
d払いチャージ ×2
nanaco ×2
PayPayはよく行くスーパーで使えるため、d払いはキャンペーンでの上乗せ額が一番多くて使えるお店も多いため、nanacoはセブンイレブンで固定資産税の支払いに使えるために選びました。
9/1に早速それぞれにチャージをしてみました。
PayPay
一番最初にチャージしたのはPayPayです。
日付けが変わってすぐにチャージしてみました。
0時1分に20,000円をチャージした瞬間に、5,000円分のマイナポイントが入りました。
PayPayをマイナポイントに申し込む場合、チャージと決済の2種類があります。
決済で申し込むとマイナポイントが入るのは決済の約1ヶ月後になってしまうので、すでに多くの残高がある人以外は、チャージ特典を選んだ方がいいでしょう。
d払い
d払いもPayPay同様にチャージを申し込んだので、9/1にチャージしました。
d払いもチャージしてすぐにマイナポイントの5,000ポイントが入りました。
付与までに時間がかかると、マイナポイントの対象になっているのか不安になりそうなので、すぐに付与されるのはありがたいです。
nanaco
わたしは日頃からnanacoを使うので、登録されているクレジットカードからチャージをしました。
妻はほとんどnanacoを使わないのでクレジットカードを登録しておらず、セブン銀行のATMからチャージしました。
nanacoのマイナポイントはチャージしてもすぐには付与されず、2~3日かかるようです。
nanacoの新キャンペーン
nanacoでは、マイナポイントでnanacoに申し込んだ人への新しいキャンペーンも始まりました。
参照:nanacoホームページ
セブン銀行ATMからのチャージ(累計5,000円チャージごとに1口)で合計50,025名に総額1億円が当たるキャンペーンです。
マイナポイントの申込者は8月末時点で400万人弱とニュースで言っていました。
申込者が9月10月も同じようなペースで増えると800万人。
仮にそのうちの1割がnanacoを選択したとすると80万人。
さらにその半分がセブン銀行ATMでチャージすると40万人。
仮定の数字ですが、このnanacoの新キャンペーンの当選確率は結構高いのではないかと思います。
なので、わたしもクレジットカードから20,000円チャージした後でしたが、さらにセブン銀行ATMで5,000円を追加でチャージしました。
今回のマイナポイントで得られるポイント総額
9/1にチャージした120,000円(20,000円×6)でもらえるマイナポイントが30,000円分。
d払いの上乗せキャンペーンから5,000円分(2,500円×2)、nanacoの上乗せキャンペーンから1,000円分(500円×2)。
計36,000円分は確定です。
あとは、PayPayと今回のnanacoの新キャンペーンの抽選が+αとなってきます。
PayPayは1等1,000,000ポイント、nanacoは1等50,000ポイントです。
当たりますように!
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マイナポイントは課税対象!?
2万円の利用で5千円分のポイントがもらえるマイナポイント。
この増額分5千円のマイナポイントが課税対象になるかどうか、ふと疑問に。
管轄の税務署に尋ねてみようと電話をしたところ、音声案内で国税局電話相談センターに回されました。
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国税局電話相談センター職員との電話内容
わたし「マイナポイントについて質問があるのですが、2万円利用すると付与される5千円分のポイントは課税対象になりますか?また、課税対象になるとしたら、どの所得に当たりますか?」
職員「マイナポイントの増額分ですね。えー、確認しますので少々お待ちください。」
約3分後
職員「お待たせしました。マイナポイントは商品の値引きと同じ性質のものですので、課税対象にはなりません。」
わたし「わかりました。ありがとうございます。あと、キャッシュレス決済事業者によっては、マイナポイントに上乗せされるポイントも付与しますが、その上乗せされたポイントに関しても非課税でよろしいでしょうか?」
職員「はい、そうなります。」
わたし「たとえばPayPayだとマイナポイント登録者に抽選でポイントが付与され、1等だと100万円分のポイントが付与されます。仮にその100万ポイントが当選しても非課税で大丈夫ですか?」
職員「・・・はい、そうなります。」
わたし「わかりました。ありがとうございました。」
今回わかったこと
マイナポイントについては非課税とのことでした。
仮に確定申告する場合でも、マイナポイントに関しては申告する必要はありません。
キャッシュレス決済事業者ごとの上乗せ分に関しても同様で、非課税でいいようです。
ただ、PayPayの抽選で当選した場合のポイントに関しては、同じく非課税と言ってはいましたが、答えるまでに若干の間があり自信がないように感じました。
「2万円の利用で100万円分のポイントが当たっても商品の値引きと同じ性質ととらえて問題ないですか?」と聞き返したいところでしたが、失礼に当たるかと思い、やめておきました。
電話で尋ねる前には、100万円分のポイントが当たった場合は、通常の懸賞などと同じように一時所得の対象になるのではないかと思っていました。
一時所得の場合は50万円の特別控除があるので、それを差し引いた残り50万円の1/2である25万円が課税対象になります。
この25万円を給与所得などと合計して税額を計算するので、税額はその人の所得によって異なってきます。
もしもPayPayの抽選で1等100万円分のポイントが当たったら、あとで税務署から連絡が来るのもイヤなので、もう一度電話して確かめようと思います。
まず当たらないと思いますが、妻は本気で狙っているようです。笑
<2021.1.4追記>
コメントしてくださった「通りすがり」さんからの指摘の通り、国税庁のホームページにマイナポイントは一時所得の対象だと記載されていましたので、一部文章には打ち消し線を引きました。国税局の担当者も人なので間違えることはあり、100%信じてはいけないということを学ぶ機会になりました。誤った情報を発信してしまい、大変申し訳ありませんでした。
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評判のポイント運用「Stock Point for CONNECT」を始めてみました
最近よく見かけるポイント運用アプリの「Stock Point for CONNECT」(ストックポイントフォーコネクト)。
1株分のポイントが当たるガチャを引けるということに興味を持ちました。
App storeで口コミを見たところ評判も悪くなかったので、アプリをインストールしてみました。
登録でもらえた100ポイントを早速運用
グーグルアカウントを利用したら、登録は一瞬で終わりました。
登録完了と同時に100ポイントがプレゼントされたので、この100ポイントを早速運用してみます。
ポイント運用できる銘柄は、誰もが知っているような国内の超有名企業100社と、6つのETFのみです。
企業名をタップすると、直近終値と簡単な企業概要とデータが表示されます。
画面下部の「ポイントを追加する」をタップすると、ポイント数を入力する画面になります。
ポイント数を入力後に、もう一度「ポイントを追加する」をタップ。
これで、オリエンタルランドに10ポイントの予約は完了です。
この予約が確定されるのは営業日の夕方16時頃ですが、14時半以降の予約だと翌営業日になります。
お目当てのガチャ
次に、興味を持つきっかけとなったガチャを引いてみました。
当たると株価が数百円から数千円の株1株分のポイントがもらえるらしいので、期待してしまいます。
ホーム画面の右下にある「ガチャ」のアイコンをタップすると、アプリではなくブラウザのガチャ画面が開きました。
結果は、、、
残念。
当たらなくても参加賞で1ポイントはもらえるようです。
このガチャは8/31まで毎日引くことができます。
ツイッターを見ると結構当たっている人が多く、中には何日も連続で当選している人も。
もっと早く始めておけばよかったと後悔してもしょうがないので、とりあえず8/31までは毎日チャレンジしていきます。
その他の特徴
提携しているポイントは現在のところ4種類で、これらのポイントからStockPoint for CONNECTのキャッシュポイントにチャージが可能です。
チャージの際のレートは次のようになっています。
1Pontaポイント → 1キャッシュポイント
100永久不滅ポイント → 450キャッシュポイント
100ドットマネー → 97キャッシュポイント
1フリーポイント → 1キャッシュポイント
一方、キャッシュポイントから交換できるポイントはPontaポイントのみです。
Pontaポイントへの交換には、税込1%の手数料がかかります。
手数料がかかるのはそれぐらいで、運用、株式への変更に関して費用はかかりません。
1株以上のポイントになると、実際の株式に交換することができます。
交換できるのは個別株式100銘柄で、6つのETFは対象外です。
株式への交換には、CONNECTの証券口座が必要です。
CONNECTは大和証券グループの証券会社で、月に10回まで取引手数料無料クーポンがもらえます。
取扱商品は国内株式と単元未満株式だけなので、がっつりやりたい人には物足りませんが、ちょっと株をかじってみたい人にはいいかもしれません。
やってみての感想
ガチャに惹かれてStockPoint for CONNECTを始めてみましたが、個人的にガチャ以外ではあまり魅力を感じませんでした。
そのガチャもわたしは参加賞ばかり。
現時点では実質Ponta一択なので、もっと色々なポイントを1ポイントからチャージできるようになれば、使い道も多くなると思います。
株式への交換も、わざわざCONNECTの口座を開設するのは面倒くさいというのが率直な感想です。
わたしなら1%の手数料を取られてもPontaへ交換したいです。
マイナスな意見ばかりになってしまいましたが、まだ始まったばかりのポイント運用サービスなので今後改善されていくと思います。
8/31で終わるガチャの次のキャンペーンに期待したいです。
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タイムズカーシェアを利用したらいくらかかるか調べてみました
車の維持費ってバカにならないですよね。
今はマイカーを持たず、カーシェアリングを利用する方も増えているようです。
今回はカーシェア業界No.1のタイムズカーシェアについて調べてみました。
初期費用
初期費用=カード発行料です。
発行枚数×1,650円がかかります。
夫婦でカード発行するなら3,300円ですが、今ならカード発行料無料のキャンペーン
を開催中です。
月額料金
個人プランと家族プランだと880円かかりますが、無料利用料金880円が付与されます。
毎月コンスタントに使うのであれば月額料金を気にする必要はなさそうです。
無料利用料金は翌月に繰り越しはできません。
学生プランと法人プランは月額料金がかからないので、無料利用料金の付与もありません。
利用料金
利用料金は利用する車のクラスによって異なります。
参照:タイムズカーシェアHP
上の画像は1番安いベーシッククラスの利用料金表です。
ミドルクラスは330円/15分〜で最大時間料金とナイトパックの料金はベーシッククラスの約1.5倍、プレミアムクラスは440円/15分〜で最大時間料金とナイトパックの料金はベーシッククラスの約2倍です。
距離料金はどのクラスでも16円/kmで固定されています。
ベーシッククラスで5時間だと220円×4×5=4,400円ですが、その場合は自動的に最大時間料金が適用され、6時間までの4,290円になります。
時間料金での利用で予定返却時間よりも早く返却した場合は、実際の返却時までの料金のみ課金されます。
ただ、24時間以上予約している場合は2時間以内に返却してもミニマムチャージとして2時間分の料金はかかります。
返却が間に合わなくなりそうな時には、返却予定時刻までに延長手続きをすることができます。
延長手続きをしないで返却予定時刻を過ぎると、無断延長料金がかかってきます。
超過料金は通常料金の2倍(ベーシッククラスだと440円/15分)で、最大時間料金は適用されませんので要注意です。
その他の費用
ガソリン代、保険料などは一切かかりませんが、事故・破損・紛失などのアクシデント時にかかる費用もあります。
例えば事故の場合、自走可能だと2万円、自走不能だと5万円の負担が必要です。
そんな時も安心補償サービスに加入していると安心できます。
参照:タイムズカーシェアHP
すべての自己負担がなくなるわけではないのですが、事故時のNOC、タイヤのパンク、バッテリーあがり、キーのインロック、ガス欠などの実費、それらに関わる搬送(レッカーなど)の費用が免除されます。
安心補償サービスは、利用ごとに330円の料金がかかります。
シミュレーション
条件:平日は1時間(10km)の利用を週に3回
毎週末に1回6時間(50km)利用
年2回36時間(200km)利用
ベーシッククラスを利用
毎回安心補償サービスに加入
平日分 880円×3回×52週=137,280円
週末分 (4,290円+50km×16円)×52週=264,680円
年2回分 (11,990円+200km×16円)×2回=30,380円
安心補償サービス (3回×52週+1回×52週+2回)×330円=69,300円
137,280円+264,680円+30,380円+69,300円=501,640円
年間で50万円、1ヶ月あたり4万円ちょっとでした。
ベーシッククラスだとトヨタのアクア、日産のノート、ホンダのフィットなどがあります。
このクラスの車だと、駐車場代以外で年間30万円前後は維持費がかかります。
車そのものの購入費用と駐車場代を考慮すれば、カーシェアの方が安く済む人も少なくないと思います。
都心だと月極の駐車料金が5万円以上するところもあります。
そういうところほどカーシェアリングのステーションも近くにたくさんあるでしょうから、検討の余地は大いにありそうですね。
これまでの人生での一番大きなお金の失敗
これまでの人生を振り返って、お金の失敗や後悔がない人はいないと思います。
わたし自身も何度も失敗をしてきました。
今回はわたしの人生でのお金に関する一番の失敗を、恥を忍んでお伝えします。
FXのキャンペーンで利益を得る
今から10年以上前、まだわたしたち夫婦も20代で、子どもも2人しかいなかった時のことです。
株式投資で思うように利益が出ず、何か他にいい投資はないかと探していました。
色々なサイトを見て、やってみようと思ったのがFXです。
FXの証券会社のキャンペーンがあったので、初めはそれを目当てにいくつかの証券会社に口座を開設しました。
キャンペーンはいくらかの取引をした場合に1~2万円がもらえるものだったと思います。
無事にキャンペーン要件を満たしトータルで10万円弱の利益を得ました。
欲を出してさらなる利益を狙うも返り討ちに
そこで終わればよかったのですが、キャンペーン目当ての取引でも数万円の利益が出ていたので欲が出てきました。
「こんなに簡単に利益が出せるなら、もっともっと儲けられるはず。」
これが間違いの始まりでした。
ただのビギナーズラックだったのに、ラクして儲かるとたかをくくっていました。
取引で得た数万円の利益は一瞬で無くなりました。
さらにキャンペーンで得た10万円弱の利益も吹き飛びました。
ここでやめておけばまだよかったのですが、その時のわたしはまだ簡単に取り戻せると考えてlot数(FXの取引単位)を増やします。
ところが、戦略も何もなく値動きを見ながら勘で適当に売買をしているだけなので、勝てるわけがありません。
たまに利益は出るものの、それ以上に負けがこみ、損失が10万円、20万円、50万円と膨らんでいきます。
それを一発で取り戻そうと、さらにlot数を増やす悪循環。
もはや投資ではなくギャンブルの域です。
最終的な損失が120万円近くなって、もう取り戻せないと気づきましたが、もはや後の祭りです。
それまで夫婦で節約して貯めてきたお金が、あっという間に溶けてしまいました。
浅はかでした。
妻にも泣かれました。
マイホームも諦めなきゃいけないかもしれないとも思いました。
この失敗からの教訓
自分の愚かさで苦しみ、妻にも辛い思いをさせましたが、この失敗から学んだこともあります。
・投資で継続的に利益を得るには勉強が不可欠
・勉強した上で自分のルールを持つべき
・勝つことよりも大負けしないことが重要
・大負けしないためには損切りなどでのリスクマネジメントが必要
・ギャンブルのように熱くなる人は投資に不向き
高い授業料にはなりましたが、若いうちに経験しておいて良かったと思います。
この経験がなければ老後に退職金で同じような失敗をし、もっと大きな額を失っていたかもしれません。
別にFXが危険なわけではありません。
株式でも投資信託でも仮想通貨でも、闇雲に行なっていてはわたしの二の舞になりかねません。
みなさんにはわたしの失敗を反面教師にしてもらえたらと思います。
カーシェアリングのメリットとデメリット
国内のカーシェアリングの利用は年々増えており、現在では登録者が200万人近くいるようです。
今回はマイカーと比較した場合のカーシェアリングのメリットとデメリットについて考えていきます。
メリット
・購入費・維持費が不要
今は軽自動車でも100万円以上が当たり前となっていて、車は気軽に買えるものではありません。
仮に安い中古車を購入したとしても、維持費の負担からは逃れられません。
税金、保険料、車検代、整備代、ガソリン代、駐車場代、、、車はとても金食い虫です。
車は頻繁に乗るならまだしも、たまに乗るだけなら不良債権のような存在に。
駐車場代は地域差がありますが、都心だと月に5万円以上かかるところもあります。
ちなみに六本木ヒルズの月極駐車場は10万円だそうです。
カーシェアだとこれらの費用負担が一切必要ありません。
カーシェアリングの一番のメリットですね。
・各種手続きなどが不要
購入費や維持費が要らないということは、それらに関わる手続きも不要ということです。
購入時の契約、駐車場の契約、車庫証明の取得、任意保険の契約と更新、車検や整備の手続きはお金だけでなく時間と手間も掛かります。
カーシェアリングはそれらの負担から解放してくれます。
・用途に合わせて車を選べる
カーシェアリングの車は、軽自動車、コンパクトカー、ミニバン、セダン、SUV、ハイブリッドカー、電気自動車と様々なタイプが用意されています。
一般大衆車ばかりではありません。
カーシェアリング大手のカレコでは、ジャガー、ジープ、ボルボといった高級輸入車も揃っています。
参照:カレコHP
用途に合わせて車を変えられるのも、カーシェアリングの大きな魅力です。
デメリット
・いつでも借りられるわけではない
カーシェアリングは多くの人が共同で車を使います。
当然、他の人が予約を入れている間は利用することができません。
・自分好みのアレンジはできない
マイカーじゃないのですから、自分好みのアレンジをすることはできません。
内装やホイールにこだわりたい人には、カーシェアリングは物足りないことでしょう。
・ステーションまで行く必要がある
カーシェアリングの車はステーションという場所に置いてあります。
予約はスマホでできても、車自体はステーションまで取りに行かなければなりません。
もちろん返却もステーションです。
ステーションとの距離がある場合は、負担になりますね。
・予定外の事態に対応できないことも
カーシェアリングだと予定返却時刻までに返却する必要がありますが、物事は予定通りに進まないことの方が多い気がします。
渋滞に遭ったり、道に迷ったり、忘れ物をしたり、買いたいものが見つからなかったり。
そんな時のために延長利用もありますが、次の予約が入っていると延長ができないことも。
そうなると、予定を切り上げるか、諦めざるを得なくなることも。
・荷物を積んでおくことができない
不特定多数の人が使う車なので、私物を積んでおくことはできません。
妹家族はマイカーを持たずにカーシェアリングを利用しています。
甥っ子が生まれたばかりの頃は、カーシェアリングを利用する度に大きなチャイルドシートをマンションから持ち運びしていて、とても大変そうでした。
・駅から離れているところにステーションが少ない
ステーションを検索すると一目でわかりますが、ほとんどのステーションが都会や駅近辺にあります。
たくさん利用してもらわないと事業として成り立たないので、これは仕方がありません。
カーシェアリングは駅近の人にとっては便利でも、駅から離れている人にとっては不便です。
・ルールがある
もちろんカーシェアリングにもルールがあります。
カーシェアリングのほとんどの会社では、車内禁煙、ペット同乗禁止、灯油積載禁止となっています。
たばこやペットはまだしも、灯油を買いに行けないのはつらいところです。
まとめ
これまで挙げてきたメリットとデメリットから、カーシェアリングの向き不向きが分かってきます。
車を利用する頻度が少なくてコストを抑えたい人、住んでいる地域の駐車場代が高い人、都会や駅近に住む人、用途に合わせて車を使い分けたい人はカーシェアリングに向いていると言えます。
一方、車が生活に不可欠な人、車にこだわりたい人、駅から離れた場所や地方に住んでいる人はカーシェアリングよりもマイカー向きです。
もっともマイカーを持ちながら、カーシェアリングを利用している人もいます。
自分のライフスタイルに合わせて、うまく使っていきたいですね。