ファミペイの半額キャンペーンがやっと来たけど、、、
3ヶ月前の半額キャンペーンではシステム障害で、キャンペーンが途中で中止となってしまったファミペイ。
名誉挽回のために、またいつか大きなキャンペーンを開催すると思っていましたが、やっと半額キャンペーンを打ち出してくれました。
参照:ファミペイ
キャンペーン概要
このキャンペーンは、2021.4.20~5.3の期間中に街のお店でファミペイ払いをすることで、後日半額分のファミペイボーナスが付与されます。
付与されるファミペイボーナスは期間限定ボーナスで、付与上限は期間中で1,000円分までです。
このキャンペーンの対象になるためには、銀行口座またはクレジットカード(ファミマTカード)の登録が必須です。
対象となる主な街のお店は以下の通りです。
参照:ファミペイ
気を付けなければいけないのは、ファミリーマート、ウエルシアをはじめとしたいくつかの薬局、ネットのお店は対象外という点です。
実はファミペイはローソンで使うことができ、キャンペーン対象外にもなっていません。
ですので、ファミリーマートでファミペイを使って買い物しても半額キャンペーン対象外ですが、ローソンでファミペイを使って買い物すれば実質半額という不思議な現象が起こります。
また、期間中に2,000円以上ファミペイで支払うと、抽選で500名に1万円分のファミペイボーナスが当たります。
500名では当選確率はかなり低いでしょうが、当たったらラッキーですね。
ファミペイの使い方
PayPayや楽天ペイなどの他のQRコード決済は、どのお店でも支払方法は同じですが、ファミペイはファミリーマート以外の街のお店で使う際に注意が必要です。
ファミリーマート以外では、ホーム画面のバーコードを提示しても決済ができません。
必ず上の画像の赤い矢印が指している「ファミリーマート以外で支払う」をタップし、出てきたバーコードで支払ってください。
そうしないとエラーになってしまい、よく分かっていない店員さんだと「ファミペイは使えません」と言われてしまいます。
前回キャンペーンとの比較
前回の半額キャンペーンでは、ファミリーマートが付与上限500円分、ドラッグストアが付与上限1,000円分、飲食店が付与上限1,500円分、家電量販店が付与上限3,000円分の予定でした。
一方で、今回の半額キャンペーンは全対象店舗でのトータルの付与上限が1,000円分なので、前回よりもだいぶスケールダウンしていますね。
前回のキャンペーン中止を申し訳なく思っているのであれば、こんかいはもっと大きなキャンペーンをして欲しかったところです。
前回わたしは、家電量販店でプリンターのインクカートリッジを買うつもりで5,000円分もチャージしてしまいまいした。
それを今回のキャンペーンで使い切りたかったのですが、付与上限1,000円ということは2,000円分の買い物までしかキャンペーン対象にならないのでとても残念です。
わたしのファミペイ残高がゼロになるのは、いつになるのでしょうか。
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無駄遣いは脳のクセ!?
数年前に近くに図書館ができたおかげで、以前よりも本を読むことが多少は増えました。
だいたい仕事やお金や社会保障に関する本、または国内旅行関係の本を借りています。
2021年の目標が毎月1冊以上の読書なので、先日も図書館に行って何冊かの本を借りてきました。
そのうちの1冊はお金に関する本なのですが、とても面白かったのでご紹介します。
読んだ本
面白かったのは、「そのお金のムダづかい、やめられます」という本です。
これは脳神経外科医の菅原道仁さんが2016年に書いた本で、脳のしくみ知ることでムダづかいを無くしていく方法が書かれていました。
ファイナンシャルプランナーやお金の専門家が、貯金をするための方法を書いている本はよくありますが、お金のプロではない医師が脳のしくみからお金の使い方を書いている本を読んだのは初めてでした。
買ったのにほとんど着ていない服、履いていない靴、読んでいない本、賞味期限切れになった食材。
ムダづかいの経験は大なり小なり誰でもありますが、著者が言うにこれらは全部脳のしくみのせいだそうです。
わたしたちの脳にはクセがあるので、周囲に流されたり、思い込んだりしてしまい、その結果「欲しい」「買わなくちゃ」と感じてしまうそうです。
たとえば、街中で素敵な服を見つけてときめいたとします。
このときめきは、脳内でドーパミンが大量に出ることによってもたらされます。
そこで、その服を衝動買いすると一時的な満足感は得られるのですが、ドーパミンの放出がやむと興奮が冷め、「なんで買っちゃったんだろう?」となってしまうわけです。
他にも、バンドワゴン効果、ハロー効果、コンコルド効果(サンクコスト効果)、保有効果と言った脳のクセや人の心理についても書かれています。
そういった脳のしくみや心理を理解した上で、ムダづかいを無くすための対処法についても説明しています。
感想
わたしはそれほどムダづかいをしていないつもりでしたが、ムダづかいがないのではなくてムダがないと脳が思い込んでいるだけなのかもしれないとこの本を読んで感じました。
この本に載っていた脳のクセや心理については、もっと勉強したいとも思いました。
お金に関する本はこれまでにも読んできましたが、お金のプロとは異なる視点から書かれた本なので新鮮に感じ、250ページ近くあるのにすぐに読み終えてしまいました。
いろいろなお金の本を読んでみても、なかなかお金の使い方が変えられないという人は、1度読んでみたらいいのではないかと思います。
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金融リテラシーが低い人の5つの特徴
日本人は子どもの頃から金銭教育を受ける機会が少なく、金融リテラシーが低いよくと言われます。
2016年に行われた「金融リテラシー調査」の結果を見ると、確かに日本人の金融リテラシーは諸外国に比べて低いものとなっていました。
金融リテラシーとは
そもそも金融リテラシーとは何でしょうか?
リテラシー(literacy)とは本来、読み書き能力という意味です。
金融リテラシーをそのまま訳してしまうと、金融の読み書き能力という意味の分からい言葉になりますが、要はお金に関する知識や判断力のことです。
ですので、金融リテラシーが低い人とは、お金の知識に乏しくうまく管理できない人を指します。
金融リテラシーが低い人の5つの特徴
①投資に悪いイメージを持っている
金融リテラシーが低い人は、投資に対してネガティヴなイメージを持っている人が多いです。
投資=怖い、損するというイメージが強く、資産のほとんどが預貯金になりがちです。
②ムダな保険に加入させられている
保険のおばちゃんやセールスマンの言われるがままに保険に加入してしまう人も、金融リテラシーが低い人と言えます。
その保険の必要性を自分で考えたり調べたりせず、彼らの売り文句を鵜呑みにします。
残念ながら、保険屋のいいカモになってしまっています。
③他の人を見てお金を使う
金融リテラシーが低いと、お金を使う時に比較検討することがなく、回りと同じかどうかを判断基準にしています。
回りの人がマイホームや車を購入すると、自分も購入しなきゃと思い始めます。
自分に必要かどうか、合っているかどうか、ということよりも回りと同じということでなぜか安心感を持ってしまいます。
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④金融、税制、社会保障に関する情報に疎い
金融や税制、社会保障に関することにアンテナを張っていないので、持っている知識や情報が乏しいのも金融リテラシーの低い人の特徴です。
税金を必要以上に払っていたり、還付金や給付金の請求をしていなかったり、受けられるサービスや保障を受けていなかったりしていますが、それらで損していることにすら気づいていない人がたくさんいます。
⑤金融トラブルに遭いやすい
金融リテラシーが低いと人の話をすぐに信じてしまい、詐欺被害に遭うことも多くなります。
詐欺集団からすれば、金融リテラシーの低い人はいいターゲットです。
また、仕組みもよくわからないままクレジットカードのキャッシングやリボ払いを借金だと思わずに利用し、多重債務者となってしまうケースもあります。
金融リテラシーを高める方法
金融リテラシーを高めるためには、お金や金融に関して関心を持つことが重要です。
もし苦手意識を持っているとすれば、それはよく分かっていないからです。
本を読んだり、セミナーに参加したり、検索して調べてみたりして勉強していけば少しずつ分かるようになり苦手意識もなくなっていきます。
お金に関して苦手意識がある人には、この本がお薦めです。
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本の題名通り、お金の基本が分かる本です。
お金の成り立ち、稼ぎ方、納め方、貯め方、使い方、備え方、増やし方がこの1冊にまとまっています。
妻はこの本を読んで、お金の基本的なことが分かるようになってきたと言っています。
金融は時代とともに変化していきますので、金融リテラシーを高めたい人はもちろん、すでに金融リテラシーが高いと自負している人も常にアンテナを張って学んでいきましょう。
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最近作ったクレジットカード
わたしと妻のメインのクレジットカードはVisa LINE Payクレジットカードです。
このカードをメインで使っている理由は、何と言っても高い還元率です。
2021年4月30日までは3%還元、5月1日以降は下がりますがそれでも2%還元されます。
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今後もVisa LINE Payクレジットカードをメインで使っていく予定ですが、実は最近新しいクレジットカードを作りました。
そのカードは、「三井住友カードナンバーレス」です。
三井住友カードナンバーレスの特徴
三井住友カードナンバーレスは年会費無料のクレジットカードです。
還元率は0.5%で一般的なクレジットカードと同レベルですが、一部のお店では最大5%還元になります。
通常はクレジットカードを作成しても到着するまでは使うことができませんが、三井住友カードナンバーレスには即時発行というものがあり、最短5分での発行が可能です。
もちろんカードが5分で届くわけはないのですが、Vpassアプリを使うことでカード番号が確認できるので、カード到着前でもネットショッピングをすることができるのです。
そして、三井住友カードナンバーレスの一番の特徴はその名前の通りナンバーレスで、カード上にはカード番号が記載されていません。
カード番号はVpassアプリで確認するようになっています。
ですので、街中でクレジットカード決済をしても、カード番号を盗み見されることはなく、安心して使用できます。
三井住友カードナンバーレスがおすすめの人
三井住友カードナンバーレスは、クレジットカード利用時のリスクを少しでも減らして、より安全に使いたい人におすすめです。
リスクが全くないわけではありませんが、ナンバーレスのため通常のクレジットカードよりも安心・安全に使うことができます。
また、コンビニやマクドナルドによく行く人にもおすすめです。
通常の還元率は0.5%しかないのですが、セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートのコンビニ3社とマクドナルドでは還元率が2.5%になります。
さらに上記店舗でタッチ決済(Visaのタッチ決済・Mastercard®コンタクトレス)を利用するとポイントが∔2.5%、つまり5%還元になります。
平日の昼食がいつもコンビニ3社の弁当で1回500円使う人であれば、三井住友カードナンバーレスで支払うことによって年間で6,000円分(500×20日×12ヶ月×5%)のポイントが還元されます。
三井住友カードナンバーレスを作った理由
メインカードはこれまで通りVisa LINE Payクレジットカードなのに、どうしてこの三井住友カードナンバーレスを作ったかというと、ポイントサイトで高額ポイントをもらえたからです。
参照:ポイントインカム
今だとポイントインカムで1万円分のポイントをもらうことができます。
成果条件は新規クレジットカード発券なので、カードを利用しなくても大丈夫です。
コンビニやマクドナルドにそんなに行かない人も、とりあえず作っておいて1万円をありがたくいただいておきましょう。
社会保険料を減らす方法
汗水たらして働いたのに、お給料からガンガン差し引かれる社会保険料。
わたしは毎月の額面の約15%くらい、社会保険料で天引きされています。
なんでこんなに高いんだ!と、みなさん感じたことがあることでしょう。
この社会保険料を減らす方法はいくつかありますが、わりと簡単にできる方法を2つ紹介します。
社会保険料の算出方法
社会保険料を減らす方法の前に、まずは社会保険料の算出方法を簡単に説明します。
*社会保険には主に大企業が運営している組合健保もありますが、その組合ごとに内容が異なるので今回の説明は協会けんぽ(全国健康保険協会)で行います。
下の画像は、協会けんぽの東京都での社会保険(健康保険・厚生年金)の保険料額表です。
参照:協会けんぽ
社会保険料は標準報酬月額で決定し、その標準報酬月額は4月~6月の給料(基本給+各種手当)の平均額で決まります。
例えば給料が4月24万円、5月23万円、6月28万円だった場合、平均額は25万円になります。この平均額25万円を上の表の報酬月額に当てはめると、25万円以上27万円未満のところになるので、標準報酬月額は26万円になります。
給料に大きな変動などがなければ、この標準報酬月額が10月~翌年9月まで適用されます。
標準報酬月額26万円の人が20代であれば介護保険第2号被保険者に該当しないので、健康保険料が25,584円、厚生年金保険料が47,580円、合計73,164円だと分かります。
ですが、労使折半で保険料の半分は会社が負担してくれるため、実際の個人負担額は36,582円です。
方法①4月~6月の残業を減らす
先ほど書いたように、標準報酬月額は4月~6月の給料(基本給+各種手当)が元になります。
この期間の残業を減らすことで残業代が減り、それに伴って標準報酬月額を下げられれば社会保険料も減らすことができます。
方法②職場の近くに住む
通勤手当は非課税ですが、実は標準報酬月額を算定する給料には含まれます。
ですので、会社までの距離が遠くて通勤手当が多い人は、標準報酬月額も上がってしまうことがあります。
その場合、会社の近くに住んで通勤手当を減らすことで、標準報酬月額を下げられれば天引きされる社会保険料も減ることになります。
もっとも会社が都心にある場合は、社会保険料の削減額以上に家賃が上がってしまうでしょうが。
社会保険料削減はメリットだけではない
社会保険料が減ると手取りが増えるのでメリットのように感じますが、一概にそうとも言い切れません。
払う社会保険料が減れば、将来もらう厚生年金も減ることになります。
病気やケガで傷病手当金の対象になった場合も、支給額が減ります。
社会保険料の削減を考えるなら、メリットとデメリットをよく把握した上で判断しましょう。
2020年IPOで100万円以上の利益をもたらしてくれた証券会社
以前にも記事にしましたが、昨年の我が家のIPOでの利益は過去最高の1,839,000円でした。
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IPOのネット抽選で当選確率を高める方法の1つは、たくさんの証券会社の口座を開設することです。
そのためにわたしは約20社、妻は約10社、子どもたち4人はそれぞれ3社ずつの証券口座を持っています。
とはいえ、すべての証券会社で均等にIPOの当選をもらえるわけではなく、当選する証券会社には偏りがあります。
実は、昨年の利益1,839,000円のうち100万円以上は、ある証券会社1社からいただいています。
その証券会社とはSBI証券です。
SBI証券の特徴
SBI証券は口座開設数が600万を超えていて、主要ネット証券ナンバーワンです。
対面ではなくネットで取引をしている投資家であれば、大半の人がSBI証券の口座を保有しているのではないかと個人的には感じています。
SBI証券の人気の理由は、大きく分けると2つあると思います。
まず1つ目は、手数料の安さ。
手数料プランにはスタンダードプランとアクティブプランの2種類がありますが、アクティブプランであれば1日の約定代金合計額が100万円までの手数料がなんと0円です。
参照:SBI証券
100万円以下でも取引時には1,278円が引かれますが、翌日には清算されてちゃんと戻ってきます。
ちょっとした取引であればほとんどが100万円以内に収まるので、ただで株式取引が可能ということです。
デイトレードのように何度も取引したり、金額の大きな取引をしたりする人はスタンダードプランの方が手数料を抑えられます。
参照:SBI証券
1回の注文に対して上限が1,070円となっているので、高額な取引だったとしても安心感があります。
そして2つ目の理由は、IPOの取扱数の多さです。
IPOは幹事証券会社を通して配分するので、幹事でなければそもそもIPOを取扱しません。
その幹事はIPO毎に異なりますが、SBI証券が幹事に入っていないと珍しいなぁと感じるほど、ほとんどのIPOで幹事になっています。
参照:SBI証券
さらに、IPOをメインで取り仕切り配分数も多くなる主幹事証券会社を務めることも年間で10社前後あります。
対面ではなくネット抽選でIPOをするなら、SBI証券の口座開設は必須です。
SBI証券でのIPO
IPOの配分は証券会社ごとに異なります。
IPOのネット抽選をしている多くの証券会社は、1人1票の平等抽選を採用しています。
口座に1億円を入れている人でも100万円しか入ってない人でも、当選確率は同じです。
ところが、SBI証券のIPOの抽選は平等抽選ではありません。
口座に入れている資金が多ければ多いほど当選確率は高くなります。
つまり金持ち優遇で、これではわたしのような庶民は当選を期待できません。
そのためSBI証券にはIPOチャレンジポイントという独自の制度があります。
SBI証券でIPOの抽選に外れると、IPOチャレンジポイントが通常1ポイントもらえます。
このIPOチャレンジポイントを使うことで、IPOに当選しやすくなります。
SBI証券ではIPOのネット配分の30%をIPOチャレンジポイント枠にしていて、その30%は使用したIPOチャレンジポイントの多い人から順に割り振られていきます。
IPOチャレンジポイントを使用しても落選した場合は、そのポイントは戻ってきます。
この制度のおかげで、落選が続いてもいつかはIPOに当選できるようになっています。
昨年の利益100万円もIPOチャレンジポイントのおかげ
昨年SBI証券で当選したIPOの「タスキ」と「かっこ」は、どちらもこのIPOチャレンジポイントを使用して当選したものです。
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「タスキ」は次女の口座で当選して439,000円の利益、「かっこ」は妻の口座で当選して587,000円の利益になりました。
この2つで1,026,000円の利益です。
この2つの当選をもらうために、5~6年かけてそれぞれ500回前後の落選をしてきましたが、それらが100万円に結びついたと思えばまだ報われます。
まだ、わたしと3人の子どもがそれぞれ500ポイント以上持っているので、それを使用してIPOに当選できる日が楽しみです。
今はIPOチャレンジポイントもインフレして、いいIPOに当選するためのポイントを貯めるまでに何年もかかりますが、それでも制度が変わらない限りいつかはIPOに当選できるのでとりあえずは貯めておくことがおススメです。
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都道府県共済のメリットとデメリット
少ない掛け金で万が一の保障を備えられるのが人気の都道府県民共済。
2020年3月末日時点での共済加入数は21,441,637件あり、ざっと計算すると国民の6人に1人が加入している計算になります。
都道府県民共済とは
都道府県民共済は、全国生活協同組合連合会が厚労省の認可の下で行っている共済事業です。
全国生活協同組合連合会は事業哲学に非営利主義を掲げ、「小さな負担で大きな保障」の実現を追求しています。
現在共済事業が行われているのは全国43都道府県(鳥取県、徳島県、高知県、沖縄県にはない)で、その都道府県に住んでいる人と勤めている人が加入できます。
参照:全国生活協同組合連合会
各都道府県の共済は青森県民共済、東京都民共済といった名称になっていますが、なぜか神奈川県だけは神奈川県民共済ではなく全国共済となっています。
共済の種類
病気やケガを保障する「生命共済」、住宅や家財を保障する「新型火災共済」、交通事故や不慮の事故を原因とするものについて保障する「傷害保障型共済」の3種類があります。
メインとなるのは生命共済で、0歳から17歳までの子はこども型の1種類、18歳から64歳までは総合保障型・入院保障型・総合保障型+入院保障型の3種類、65歳から69歳までは熟年型・熟年入院型・熟年型+熟年入院型の3種類があります。
申し込みは69歳までですが、継続は最長で85歳まで可能です。
下の図は、18歳から64歳までが加入できる総合保障2型の保障内容です。
参照:全国生活協同組合連合会
このコースの掛け金は性別に関係なく一律2,000円で、入院、通院、後遺障害、死亡・重度障害の保障があります。
保障額は18歳から59歳の人はみんな同じで、60歳からは後遺障害、死亡・重度障害の保障保障額が少し下がります。
ちなみに、埼玉県民共済は取り扱う共済が一部異なっています。
都道府県民共済の3つのメリット
・掛け金が安い
一番のメリットは、なんと言っても掛け金の安さです。
月々2千円で医療保障も死亡保障も付いているのは魅力ですね。
非営利と言っているだけあると思います。
・割戻金がある
都道府県民共済は毎年度末の決算後に、剰余金を割戻金として加入者に返金しています。
割戻率は共済の種類や年度によっても異なりますが、おおむね3割程度のようです。
安い掛け金が割戻金によって、実質的にはもっと安くなります。
・年齢が高くても同じ掛け金
先ほどの画像の総合保障2型は、18歳から59歳まで掛け金も保障額も同じです。
通常は入院や死亡のリスクは年齢とともに高くなるので、18歳よりも59歳の人の方が掛け金は高くなるはずです。
なので年齢の高い世代、特に50代の人にとってはお得と言えます。
都道府県民共済の3つのデメリット
・一生涯の保障ではない
今の医療保険はほとんどが終身保障ですが、都道府県民共済は最長でも85歳までです。
今は85歳を超える人も多いので(特に女性)、高齢になって保障がなくなってしまうのは不安ですね。
・保障額が少ない
生命共済には月の掛け金が4,000円の総合保障4型までありますが、一番保障の大きな総合保障4型でも病気での死亡は800万円(18歳から59歳の場合)しか出ません。
一家の担い手が加入する死亡保障額としては、800万円では不十分なケースがほとんどでしょう。
・年齢とともに保障額が下がってくる
総合保障2型は18歳から59歳まで同じ保障額ですが、60歳になると保障額が下がります。
その後は熟年型に移行しますが、65歳、70歳、80歳になると保障額はどんどん減っていきます。
例えば2型の病気死亡の保障額だと、65歳からは100万円、70歳からは50万円、80歳からは30万円といった具合にどんどん減っていきます。
まとめ
その一方で、これだけでは保障額が不足する人も多いはず。
日本には国民皆保険制度があるので、その足りないところを民間の保険や都道府県民共済などを組み合わせてカバーしていくのがいいでしょう。
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