スマネジ

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低年収でも貯金できる!4児の父がお金の賢いやりくり(Smart Management)を目指して奮闘中!

年払いでどれくらい安くなるのか計算してみました

 我が家にとって毎年9月は鬼門で、たいてい家計が赤字になります。

なぜなら、多くの支払いが年払いで9月に集中しているからです。

 

年払いだと額が大きくなるので支払いは大変になりますが、割引があるので総支払い額は安くなります。

今回は、年払いだとどれくらいの割引があるのかを調べてみました。

 

 

生命保険

 

年払いと聞いて真っ先に思い付いたのは生命保険料です。

我が家の9月の支払いでも生命保険料の占める割合は大きいです。

 

妻のがん保険に子どもたちの医療や傷害の特約が付いた保険の保険料は、年払いで72,707円です。

この保険を月払いにすると、保険料は6,311円になります。

 

月払いで12か月支払うと75,732円なので、年払いの方が3,025円(月252円)安くなります。

割合で言うと約4.0%(3,025円÷75,732円)の割引です。

 

 

自動車保険

 

先日の見直しで複数見積もりを依頼した時に、見積もりのメールを送ってくれたおとなの自動車保険では、月払い保険料が2,270円、年払い保険料が25,390円となっていました。

 

月払いで12か月支払うと25,390円なので、年払いの方が2,270円(月189円)安くなります。

割合で言うと約6.8%(2,270円÷25,390円)の割引です。

 

 

火災共済

 

我が家は火災保険ではなく、県民共済の火災共済に加入しています。

木造30坪で2,100万円の火災共済に加入した場合、月払いの掛け金が1,470円、年払いの掛け金が16,800円です。

 

月払いで12か月支払うと17,640円なので、年払いの方が840円(月70円)安くなります。

割合で言うと約4.8%(840円÷17,640円)の割引です。

 

 

国民年金

 

社会保険に加入していない自営業者やフリーランスの方は、国民年金保険料もまとめて支払うことができます。

国民年金には、1年前納と2年前納というものがあります。

令和2年度の国民年金の月払い保険料は16,540円(令和3年度は16,610円)ですが、1年前納だと194,320円、2年前納だと381,960円です。

 

月払いで12か月支払うと198,480円なので、1年前納の方が4,160円(月347円)安くなります。

割合で言うと約2.1%(4,160円÷198,480円)の割引です。

 

月払いで24か月支払うと397,800円(16,540円×12ヶ月+16,610円×12ヶ月)なので、2年前納の方が15,840円安くなります。

割合で言うと約4.0%(15,840円÷397,800円)の割引です。

 

 

NHK受信料

 

NHK受信料も年払いで支払うことが可能です。

地上契約で口座振替またはクレジットカード払いの場合の受信料は、月額だと1,260円、12ヶ月前払額だと13,990円です。

 

月払いで12か月支払うと15,120円なので、年払いの方が1,130円(月94円)安くなります。

割合で言うと約7.5%(1,130円÷15,120円)の割引です。

 

 

通信教育

 

次男がやっている通信教育のスマイルゼミも、年払いで契約しています。

小学5年生の会費は月6,100円ですが、12ヶ月一括払いにすると62,400円です。

 

月払いで12か月支払うと73,200円なので、年払いの方が10,800円(月900円)安くなります。

割合で言うと約14.8%(1,130円÷15,120円)の割引です。

 

 

 

年払いのデメリット

 

総支払額を減らせる年払いにもデメリットはあります。

 

まず、ある程度の余裕資金がないとやりくりが大変になることです。

まとまった金額が出ていくので、日々の資金繰りが自転車操業でカツカツの人には難しくなります。

 

あと、途中で解約などをした場合、基本的には未経過分が返還されるのですが、戻ってこないものもあります。

古い生命保険がまさにそれです。

 

年払い保険料を支払った直後に解約をしたり、被保険者が亡くなったりした場合でも、古い生命保険だと未経過保険料の返還はありません。

 

ただし、保険法が施工された2010年4月以降の契約に関しては、未経過保険料が返還されるようになりました。(一部例外あり)

 

 

まとめ

 

毎月の支払金額が固定されているものの多くは年払いで総支払額を節約することが可能です。

 

今回挙げたものだと、割引の大きい通信教育を除くと、おおよそ5%前後の割引になっていました。

これらの年間の支払額が50万円のケースだと、5%の割引で2.5万円の節約になります。

10年間で25万円も少なく済みます。

 

やりくりに余裕のある人には、年払いがお薦めです。

 

ただし、支払いがない11ヶ月間に余裕をかましていると、翌年の支払い時に泣きを見ることになります。

支払いがない期間も、翌年の支払いに備えて積み立てるように計画していきましょう。

 

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