人気のIPOに当選!10万円以上の利益見込みもガッカリな理由
約2か月ぶりにIPO(新規公開株)の抽選に当選しました。
当選したのは次女の口座ですが、我が家としては今年8つ目のIPO当選です。
当選したのはタスキという不動産業の会社のIPOです。
IPOで不動産業は人気業種ではないのですが、このタスキという会社は住まいにIoTを取り入れたIoTレジデンス事業をしています。
創業2013年の会社ですが、業績の伸びもよくとても人気があります。
初値も公開価格の3倍~5倍くらいが予想されていて、利益も見込めるIPOです。
普通なら当選して大喜びなのですが、今回はがっかりしています。
SBI証券で当選
通常IPOではいくつかの証券会社が幹事となってそのIPOを販売しますが、その中でもメインとなる証券会社が主幹事で、主幹事が一番多くIPOを販売します。
タスキの主幹事はSBI証券
IPOの配分方法は証券会社によって異なります。
9割ほどを店頭でお得意さんに配り、残り1割を抽選で配る証券会社が多いですが、中にはマネックス証券のように100%抽選で配分するところもあります。
SBI証券のIPO配分方法は独特で、約45%がネットで配分されます。
そのうちの70%がネット抽選ですが、SBI証券
SBI証券
そして、ネット配分の残りの2,700株(ネット配分の30%)はIPOチャレンジポイント枠での配分になります。
IPOチャレンジポイント
わたしのような零細投資家がSBI証券
貯まったSBIチャレンジポイントはIPOの抽選時に使うことができます。
ネット配分の30%にあたるIPOチャレンジポイント枠は、使用したポイントの多い人から順に割り振られていきます。
ですので、わたしのように資金がなくて落選続きでもいつかは日の目を見ることができるようになっています。
これは他の証券会社にはないSBI証券
今回の次女の当選もこのIPOチャレンジポイントを使用してのものでした。
上の画像にある通り、410ポイントを使用して100株の当選です。
がっかりしている理由
自らポイントを使用しておきながら当選したのにがっかりしている理由は、当選したのが100株のみだったからです。
IPOチャレンジポイントを使用して当選するのは100株とは限らず200株、300株、まれに500株以上なんてこともあります。
今回のタスキはSBI証券
実際9/24に上場したグラフィコという会社のIPOは、今回のタスキよりもSBI証券の割り当てが少なかったのに、IPOチャレンジポイントでの当選者は200株もらえていました。
IPOチャレンジポイントで当選した際に何株配分されるのかは全く公表されておらず、SBI証券
今回はわたしの読みが外れたため、残念な結果となりました。
IPOチャレンジポイントの価値
IPOチャレンジポイントの1ポイントあたりの価値は、使い方によって大きく変わります。
2018年に上場したRPAホールディングスでは336ポイント前後で321.3万円の利益でしたので、1ポイントあたり9,500円以上なりました。
これは出来すぎですが、最近では1ポイントあたりの平均が1,000円前後まで下がってきているように感じています。
IPOの参加者が年々増えていること、SBI証券
個人的には1ポイント1,000円以上で使いたいと思っていますが、今回のタスキに関しては1,000円以下となってしまうと思います。
タスキの公開価格が670円で100株なので、取得費用が67,000円です。
初値が4,770円で利益が401,000円、1ポイントあたりちょうど1,000円になります。
大手の初値予想では3,000円以上なんてのもあるので、4,770円以上になる可能性がないわけではありませんが、極めて厳しい状況です。
せめて、2,720円以上の初値でポイント単価500円以上になってくれればと願っています。
5年近くかけて貯めたIPOチャレンジポイント410ポイントをうまく使えず残念ですが、それでも10万円以上の利益は見込めるので、上場する10/2と初値が付くであろう10/5を楽しみに待ちたいと思います。
また、次女以外の家族5人で合計2,000ポイント以上のIPOチャレンジポイントがあるので、それを使う時にはもっと利益を得られるようにしていきたいです。
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