主な家電の消費電力と電気料金
最近の電力取引価格の高騰には驚きましたが、我が家は1/15付けで自然電力から東京電力に切り替えられたので事なきを得ました。
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自然電力から電力取引価格の注意メールが送られてからは、家族で節電に励みました。
今まではほとんど気にしたことがなかったのですが、現在使っている家電の消費電力と電気料金がどれくらいなのかを調べてみました。
我が家の主な家電の消費電力
・エアコン(2011年製)
暖房標準 1,850W※
冷房標準 1,940W※
・冷蔵庫(2020年製)
31W
・洗濯機(2012年製)
洗濯時 235W※
乾燥時 960W
・掃除機(2018年製)
960W※
・テレビ(2011年製)
73W※
・ブルーレイレコーダー(2017年製)
20W
・オーブンレンジ(2007年製)
電子レンジ使用時 1,450W※
オーブン使用時 1,330W※
厳密に言うと、Wのうしろに※が付いているものは消費電力ではなく、定格消費電力です。
定格消費電力とはその家電の機能を最大限使用した場合の消費電力なので、実際の消費電力はもっと少なくなります。
調べてみたところ、エアコンの消費電力は突出していました。
オーブンレンジや掃除機、乾燥時の洗濯機も消費電力が大きいですが、長時間連続で使うものではありません。
一方で、冷蔵庫、テレビ、ブルーレイレコーダーは長時間使いますが、消費電力は小さいです。
消費電力が高いうえに夏や冬に長時間使うエアコンは、かなりの金食い虫ですね。
1時間使用した場合の電気料金
電力量(kWh)は次の式で算出できます。
消費電力(W)÷ 1,000 × 時間(h)=電力量(kWh)
我が家の冷蔵庫は31Wなので、
31(W)÷ 1,000 × 1(h)= 0.031kWh
1時間使用した場合の電力量は0.031kWhです。
この電力量に1kWh当たりの単価を掛けることで電気料金が分かります。
電力量料金は電力会社と契約プランによって大きく異なります。
上の画像は先日切り替えた東京電力のスタンダードSプランです。
今回はこのプランで試算してみます。
電力量料金単価は電気の使用量が増えると高くなります。
月の電気使用量は季節によって大きく変わりますが、我が家の場合この時期は月に400kWh前後を使います。
400kWh使うと、
120×19.88円+(300-120)×26.46+(400-300)×30.57=10.205.4円
電力量料金はざっくり1万円になります。
つまり1kWh平均25円です。
先ほどの冷蔵庫の電力量に平均単価の25円を掛けると、冷蔵庫を1時間使用した場合の電気料金が出てきます。
0.031kWh×25=0.775円
冷蔵庫を1時間使用しても、電気料金は1円もしないんですね。
ただ、冷蔵庫は年中電源ONなので、1日だと18.6円、月だと558円、年だと約6,800円がかかります。
エアコンの1,850Wは定格消費電力で、使用中に電力量も変化するので計算はできないのですが、仮に1,000Wだとすると1時間で1kWhなので25円、1日4時間使用で100円、それが1ヶ月続くと3,000円です。
この1,000Wと1日4時間使用というのはあくまでも仮定ですが、これが実態に近い数字であるならば、我が家の真夏や真冬の電気料金の約3割はエアコンによるものになります。
電気使用量の節約を意識したいのなら、まずはエアコンの使い方を見直す必要がありそうです。
妻の一言
「早くエアコンの要らない季節になってほしいね。」