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生命保険の保障額と保険料以外の重要な2つの要素

生命保険を検討するときに、保障額や保険料にばかり目がいっていませんか。

死亡保険であれば、死んだときにいくらの保険金が出て、毎月の保険料がいくらになるのか。

 

それはとても大事なことなんですが、それだけでは十分ではありません。

他にも大事なものがいくつもありますが、その中でも特に重要なものが2つあります。

 

それは、保険期間と保険料払込期間です。

 

 

保険期間

 

保険期間とは保障されている期間のことです。

10年、20年、60歳、90歳、終身(一生涯)のように様々な保険期間が存在します。

 

同じ保障額でも保険期間が異なると、保険料は大きく違ってきます。

どれくらい違ってくるのか、ネット保険の先駆けで割安な保険料が人気のライフネット生命の定期保険で試算してみました。

 

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参照:ライフネット生命

 

条件:30歳男性、死亡保険額1,000万円、月払

 

  保険期間10年間・・・・1,068円

  保険期間20年間・・・・1,419円

  保険期間30年間・・・・2,031円

  保険期間65歳まで・・・2,470円

  保険期間80歳まで・・・4,606円

  保険期間90歳まで・・・6,924円

 

30歳男性が加入する1,000万円の定期保険でも、保険期間によって保険料はまったく違うことが分かります。

保険期間が10年間の定期保険と90歳までの定期保険では、保険料は実に6倍以上もの差がありました。

 

これは考えてみれば当然のことなのですが、生命保険会社はリスクに応じて保険料を決めます。

 

30歳男性が10年以内に亡くなる可能性(保険会社が保険金を払うリスク)は低いので保険料は安く、90歳までに亡くなる可能性は高いので保険料も高くなります。

 

定期保険の場合、保険期間が長いほど保険料は高くなり、保険期間が短いほど保険料は安くなります。

また、保険期間が長いほど受取人が保険金を受け取る可能性は高く、保険期間が短いほど保険金を受け取る可能性は低くなります。

 

 

保険料払込期間

 

保険期間と同じように重要な要素が、保険料払込期間です。

これは文字通り、保険料を払い込む期間を指します。

 

保障額と保険期間が同じでも、保険料払込期間が異なるとやはり保険料は違ってきます。

 

どれくらい違ってくるのか、今度はライフネット生命の終身医療保険で試算してみます。

 

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参照:ライフネット生命

 

条件:30歳男性、入院給付金日額5,000円、エコノミーコース、終身、月払

 

  保険料払込期間60歳・・・2,688円

  保険料払込期間65歳・・・2,296円

  保険料払込期間終身・・・1,578円

 

保険料払込期間が終身のタイプが1,578円と一番保険料は安いのですが、ずっと払い続ける必要があります。

 

それに対して保険料払込期間が60歳だと保険料は2,688円となり、保険料払込期間終身のものと比べると1.7倍もの保険料になってしまいます。

ただ、60歳以降は保険料を払わなくても保障が続くので、長生きするほど得になります。

 

将来の年金は当てにできないから老後の負担を減らしておきたい人や、自分は長生きすると思う人は、月々の保険料が高くなっても保険料払込期間が短いものを選んでもいいかもしれません。

 

 

まとめ

 

生命保険は、保険会社がもうかる仕組みになってるので、損得を考えてしまうとほとんどの保険は加入しない方がいいことになります。

 

とはいえ、確率は低くても自分が万が一の事態にならない保証はどこにもありません。そのような時に、自分や家族が困らないように賢く保険を利用していきましょう。

 

保険を検討する時は、自分に合った保障額、保険期間、保険料払込期間を見極めて、無理なく無駄なく加入したいですね。

 

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