わたしの初めての株取引から分かる株で損をする人の特徴
株式投資で勝てる人は1割という話をよく聞きます。
それが正しいのかは分かりませんが、負ける人が多いというのは間違いないでしょう。
わたし自身の初めての株取引と過去の失敗を例に、株で負ける人の特徴を挙げてみたいと思います。
初めての株取引
わたしが初めて株を購入したのは、2007年の秋だったと思います。
その時に購入したのは双日という商社の株です。
双日を選んだ理由は、特にありません。
なんとなくです。
株価が500円を割ったところ(下のチャートの〇)で買い、いつかまた500円には戻るだろうと何の根拠もない予想をしていましたが、あっという間に400円を割りその後も株価は下がるばかり。
参照:SBI証券
株価が下がったところでナンピン買い(買い増しして購入単価を下げること)もしましたが、それがアダとなりさらに傷口を広げました。
結局は何年も経ってから、購入価格の半値以下で売却。
この双日の取引だけで、損失は10万円以上あったと思います。
ビギナーズラックも何もなく、ただただ苦い思い出です。
ちなみに、わたしの「いつか500円には戻るだろう」という根拠のない予想は、14年経った今も実現していません。
このわたしの初めての株取引と過去の失敗から、株で損をする人の特徴を3つ挙げたいと思います。
①直感で取引をする
直感で取引をしていたわたしは、なぜこの株を買うのか、いつ買っていつ売るのかをまったく考えていませんでした。
自分なりのルールも何もありません。
何の根拠もなく、きっと上がるだろうと自分に都合のいい妄想をしながらなんとなく売買をしていただけです。
株の売買を直感に頼っていては、運よくいくらか勝てたとしても、勝ち続けることはできません。
もしそれができるなら、あなたは一握りの天才だと思います。
②全勝しようとする
株で資産を築いた人の中で、一度も損失を出したことのない人はまずいないでしょう。
つまり、全勝である必要はなく、負けてもいいんです。
わたしのように株価が下がり続けても、株価はいつかは戻ると言い続けて負けを認めない(損切りしない)でいると、取り返しのつかないことになることがあります。
いくら勝率が高くても、トータルでマイナスでは意味がありません。
3勝7敗でも1勝9敗でも、トータルでプラスになればOKです。
③熱くなって負けを一気に取り返そうとする
負けが続くとそれを一気に取り戻そうと熱くなり、丁半博打の大勝負に出るギャンブラータイプの人がいますが、そういう人は株で勝つことはできません。
仮に、その時たまたま株価が上がって負けを取り戻せたとしても、それが続くことはないので近いうちに資金の大半を失い退場していくのが関の山です。
この特徴は、今回紹介した初めての株取引には当てはまりませんが、過去に紹介したFXでの大損がまさにそれです。
これは株にも当てはまることですので、読んでみてください。
smart-management.hatenablog.jp
恥ずかしい失敗ばかりですが、みなさんの反面教師にしてください。