家庭で水を一番多く使う場所はどこ?簡単にできる節水方法は?
いきなりですが、クイズです。
次の3つを、一般家庭で水の使用量が多い順に並べてください。
A.キッチン
B.トイレ
C.お風呂
答えは、
C.お風呂 → B.トイレ → A.キッチン
の順です。
お風呂での水の使用量は全体の4割
下の画像のグラフは、平成27年度一般家庭水使用目的別実態調査の結果です。
参照:東京都水道局
水の使用量は、お風呂が全体の4割でトイレとキッチン(炊事)が2割前後です。
お風呂での水の使用量が一番多いのは当然な気もしますが、実は平成18年の同実態調査では1位がトイレ(28%)で2位がお風呂(24%)だったそうです。
トイレは節水タイプの普及により水の使用量が減り、一方で浴槽はゆったりできるようにサイズが大きくなってきているのが、この変化の原因だと思われます。
経済的な面で見ると、水の使用量を抑えて水道料金も減らしたいところです。
節水するなら、一番使用量の多いお風呂での節水が効果的なので、お風呂で簡単にできる節水方法を3つ挙げてみます。
お風呂で簡単にできる節水方法
・シャワーをこまめに止める
一般的なシャワーの流水量は、1分間で10リットル以上と言われています。
頭や体を洗っているときにシャワーを流しっ放しの人は、それだけでかなりの水を無駄にしていることになるので、しっかりシャワーを止めることでだいぶ節水できるはずです。
・家族で一緒に入る
家族で一緒にお風呂に入ることで節水ができます。
複数名でお風呂に入ると、シャワーを効率的に使うようになり、無駄に水を流すことは減ります。
そして、浴槽の水量は1人で入る時よりも減らすことができます。
我が家も男グループと女グループで3人ずつまとめて入ることが多いので、水量を40リットル減らしてお湯を張っています。
・シャワーヘッドを節水タイプに変える
今は様々なタイプのシャワーヘッドがあり、節水タイプもたくさん販売されています。
節水タイプと言っても水圧が弱くなるわけではなく、通常のシャワーヘッドと遜色なく使えるものばかりです。
多少の初期費用はかかりますがその費用は数年で回収できますし、シャワーヘッドを交換するだけで済むので一番簡単な節水方法だと思います。
我が家も昨年節水タイプのシャワーヘッド「アラミック」に交換しましたが、水道料金は明らかに安くなりました。
smart-management.hatenablog.jp
まとめ
節水を考えるなら、使用量の多いお風呂での節水は欠かせません。
節水により経済的な負担が減るのはもちろん、CO2排出量も減って環境にもやさしくなれます。
水はかぎりある資源、大切に使っていきたいですね。