2020年IPOで100万円以上の利益をもたらしてくれた証券会社
以前にも記事にしましたが、昨年の我が家のIPOでの利益は過去最高の1,839,000円でした。
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IPOのネット抽選で当選確率を高める方法の1つは、たくさんの証券会社の口座を開設することです。
そのためにわたしは約20社、妻は約10社、子どもたち4人はそれぞれ3社ずつの証券口座を持っています。
とはいえ、すべての証券会社で均等にIPOの当選をもらえるわけではなく、当選する証券会社には偏りがあります。
実は、昨年の利益1,839,000円のうち100万円以上は、ある証券会社1社からいただいています。
その証券会社とはSBI証券です。
SBI証券の特徴
SBI証券は口座開設数が600万を超えていて、主要ネット証券ナンバーワンです。
対面ではなくネットで取引をしている投資家であれば、大半の人がSBI証券の口座を保有しているのではないかと個人的には感じています。
SBI証券の人気の理由は、大きく分けると2つあると思います。
まず1つ目は、手数料の安さ。
手数料プランにはスタンダードプランとアクティブプランの2種類がありますが、アクティブプランであれば1日の約定代金合計額が100万円までの手数料がなんと0円です。
参照:SBI証券
100万円以下でも取引時には1,278円が引かれますが、翌日には清算されてちゃんと戻ってきます。
ちょっとした取引であればほとんどが100万円以内に収まるので、ただで株式取引が可能ということです。
デイトレードのように何度も取引したり、金額の大きな取引をしたりする人はスタンダードプランの方が手数料を抑えられます。
参照:SBI証券
1回の注文に対して上限が1,070円となっているので、高額な取引だったとしても安心感があります。
そして2つ目の理由は、IPOの取扱数の多さです。
IPOは幹事証券会社を通して配分するので、幹事でなければそもそもIPOを取扱しません。
その幹事はIPO毎に異なりますが、SBI証券が幹事に入っていないと珍しいなぁと感じるほど、ほとんどのIPOで幹事になっています。
参照:SBI証券
さらに、IPOをメインで取り仕切り配分数も多くなる主幹事証券会社を務めることも年間で10社前後あります。
対面ではなくネット抽選でIPOをするなら、SBI証券の口座開設は必須です。
SBI証券でのIPO
IPOの配分は証券会社ごとに異なります。
IPOのネット抽選をしている多くの証券会社は、1人1票の平等抽選を採用しています。
口座に1億円を入れている人でも100万円しか入ってない人でも、当選確率は同じです。
ところが、SBI証券のIPOの抽選は平等抽選ではありません。
口座に入れている資金が多ければ多いほど当選確率は高くなります。
つまり金持ち優遇で、これではわたしのような庶民は当選を期待できません。
そのためSBI証券にはIPOチャレンジポイントという独自の制度があります。
SBI証券でIPOの抽選に外れると、IPOチャレンジポイントが通常1ポイントもらえます。
このIPOチャレンジポイントを使うことで、IPOに当選しやすくなります。
SBI証券ではIPOのネット配分の30%をIPOチャレンジポイント枠にしていて、その30%は使用したIPOチャレンジポイントの多い人から順に割り振られていきます。
IPOチャレンジポイントを使用しても落選した場合は、そのポイントは戻ってきます。
この制度のおかげで、落選が続いてもいつかはIPOに当選できるようになっています。
昨年の利益100万円もIPOチャレンジポイントのおかげ
昨年SBI証券で当選したIPOの「タスキ」と「かっこ」は、どちらもこのIPOチャレンジポイントを使用して当選したものです。
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「タスキ」は次女の口座で当選して439,000円の利益、「かっこ」は妻の口座で当選して587,000円の利益になりました。
この2つで1,026,000円の利益です。
この2つの当選をもらうために、5~6年かけてそれぞれ500回前後の落選をしてきましたが、それらが100万円に結びついたと思えばまだ報われます。
まだ、わたしと3人の子どもがそれぞれ500ポイント以上持っているので、それを使用してIPOに当選できる日が楽しみです。
今はIPOチャレンジポイントもインフレして、いいIPOに当選するためのポイントを貯めるまでに何年もかかりますが、それでも制度が変わらない限りいつかはIPOに当選できるのでとりあえずは貯めておくことがおススメです。
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