子どもに教えたいお金に関する5つのこと
日本の学校では、子どもたちがお金について学ぶ機会がほとんどありません。
だから一人暮らしを始めたり、社会人になったりした途端に、金銭トラブルに遭う人も多いようです。
わたしは自分の子どもたちには、お金持ちになるよりも、まずはお金を賢く管理できる人になってほしいと考えています。
そのために子どもたちに教えたいこと、理解してほしいことを5つ紹介します。
①収入の範囲内で生活する
億単位の収入を得ていながら、自己破産していくスポーツ選手や芸能人のニュースを見たことがあるかと思います。
彼らは高収入であったにもかかわらず、それ以上の支出をしていたので自己破産に至ってしまいました。
いくら大金を稼いでもそれ以上に使っていたら、いつかは生活が破綻します。
物欲に終わりはありませんので、欲しいものをすべて買うわけにはいきません。
月々の収入が20万円なら支出は20万円以内に、収入が50万円なら支出は50万円以内でやりくりする努力が必要です。
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②計画を立てる
あと先のことを考えずに行き当たりばったりでお金を使っていては、まとまったお金が必要になった時に対応することができません。
結婚、車、マイホーム、旅行、学費、、、
これらの費用はすぐに用意できるものではないので、資金計画(ライフプラン)が必要になってきます。
「何年後にいくら必要だから、毎月いくらずつ貯めよう。」
「子どもの大学入学に備えて、学資保険に加入しておこう。」
将来に備えた資金計画を立てることは、自分や家族の夢や目標の達成に欠かせません。
③自分の軸を持つ
お金を使う時の判断基準において、自分自身の軸を持っていてほしいと思っています。
「回りの人が持っているから」、「みんながやっているから」、というのはお金を使う理由にはなりませんし、とても疲れる生き方だと思います。
回りがどうこうというのは関係なく、自分にとってどうなのかが重要です。
みんなが持っていても要らないものは買わない、誰もやっていなくても自分にとって必要なことならお金を使える人になってほしいです。
④人のためにも使う
わたしたちが働いてお金を得られるのも、今の生活が送れるのも、多くの人の働きや助けがあってこそです。
自分のお金を人のためや社会のためにも使ってほしいと思います。
プレゼントをしたり、食事に招いたり、寄付をしたり、いろいろな方法があると思います。
かける金額の多い少ないは重要ではありません。
自分の利益ばかり考えるよりも、他人のことも考えて生きる方が幸せな人生を送れると信じています。
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⑤お金はツールである
お金はわたしたちの必要を満たしたり、夢や目標を実現させるために使っていくものであって、あくまでもツール(道具)にすぎません。
お金を蓄えたり多く持ったりすることを目標にしてしまうと、何のために生きているのか分からなくなってしまいます。
いくら貯めたところで、どうせ次の世に持っていくことはできませんから。
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まとめ
お金の使い方は生きていくうえで重要なことでありながら、教えてもらう機会はほとんどありません。
何も教えないまま社会に出るのは、裸一貫で放り出されるようなものです。
子どもたちが将来お金で必要以上に苦しむことのないよう、小さいうちから教えていきましょう。
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