小学2年生の娘の入院で掛かった費用と気付いた6つのこと
昨年の10月末に小学2年生の娘が発熱し、何日か後には咳も出始めました。
薬も飲んでいましたが状態は良くなりません。
11月上旬に血中酸素濃度の値が低くなり、マイコプラズマ肺炎と診断されて入院することになりました。
その時に掛かった費用や気付いたことを紹介していきます。
入院中の状況
入院を開始した時、娘は呼吸が苦しそうで食欲もありませんでした。
そんな娘を1人にするのが可哀想で、妻がパートを休んで付き添いをすることに。
付き添いと言っても大部屋ですので、カーテンで仕切られた狭いスペースで椅子に座っていることしかできません。
夜は娘の寝ている子供用ベッドでの添い寝です。
病院からの食事はもちろん次女の分しか出てきませんので、妻は病院内のコンビニで買ったパンやおにぎりを食べていました。
妻は日中に自宅に洗濯物を持って帰ってきたり、シャワーを浴びたり。
義母が家や病院にも来てくれ、色々と差し入れをしてくれとても助かりました。
家事と子どもの習い事の送迎はわたしが行いましたが、長女や義母が食事を用意してくれたこともありました。
また土日だけは妻と交代して、わたしが付き添いをしました。
こんな生活が入院中の1週間続きました。
掛かった費用
この1週間の入院での医療費は115,910円でした。
この115,910円は高額療養費や子ども医療費で後日全額戻ってきています。
ただ、その申請に関しては失敗談があるので、それはまた別の時に記事にしたいと思います。
smart-management.hatenablog.jp
病院で支払った医療費以外に掛かったお金は13,000円ほどで、主な内訳は次の通りです。
・付添人の食事 5,000円
・パジャマ 3,000円
・駐車料金 2,000円
・テレビカード 1,000円
・その他
付添人の食事は前述した通り、病院内のコンビニがほとんどです。
簡単なもので済ませていました。
パジャマは、次女が入院中に着替えるためのものです。
家で来ているものがサイズアウト気味だったので、入院を機に2着購入しました。
入院した病院が駅前だったこともあり、駐車料金もかかりました。
テレビも購入したカードを挿し込まないと見られませんでした。
お金を払ってテレビを見るなんて馬鹿げているとも思いましたが、こういう時は仕方ありません。
その他の収支
加入している民間の保険に、子どもの入院特約が付いていました。
入院給付金日額5,000円で入院初日から出るタイプでしたので、7日分35,000円を受け取っています。
妻が朝から昼過ぎまでパートに出ていましたが、付き添いで4日休んだのでその分の収入が減りました。
金額的には2万円ちょっとです。
この入院給付金35,000円で、医療費以外に掛かった13,000円と20,000円強のパート収入減が相殺され、トータルの収支はトントンでした。
今回の入院で気付いた6つのこと
①医療費そのものは大して掛からない、というか無料!
高額療養費制度と子ども医療費があるので、一時的に立て替える必要はあったものの実質無料でした。
ただ、子ども医療費は自治体によって内容に差があるので、自分の住んでいる地域の子ども医療費の内容を知っておいた方がいいですね。
②パートを休んだことで収入が減った
子どもが小さいうちは付き添いをしたり、面会時間が長くなったりすることも。
そうなると、休んだり早退したりして収入が減る可能性があります
③民間の保険の支払いは早い
加入していた民間の保険は、必要書類を送って1週間もせずに給付金を振り込んでくれました。
こういう時にすぐ支払ってもらえるのは心強いです。
④入院は退屈
わたし自身は入院を経験したことがないのですが、今回の土日の付き添いが結構しんどかったです。
土日には娘もだいぶ回復していたので、一緒に学校の宿題をしたり本を読んだりしましたが、一日中やるわけにもいきません。
テレビを見るのも限度があります。
わたしの付き添い時間は30時間もありませんでしたが、ひたすら病室にこもっているのは苦痛だと分かりました。
⑤場合によってはもっとお金が掛かる
わたし自身が時間の融通が利く仕事なので、今回は人の助けを受けながらもなんとか自炊で乗り切りましたが、時間がなければ惣菜を買ってきたり外食をしたりしてもっと出費は膨らんでいきます。
家事も全くできない場合には、家事代行という選択肢もあるでしょうが、その場合は1時間あたり2~3千円するようです。
⑥家事・育児は大変
朝早く起きて洗濯と朝食、子どもたちを学校に送り出し、ごみを出してから出社、仕事を終えて習い事の送迎、買い物、宿題チェック、夕食、皿洗い、洗濯物をたたんで次の日の準備。
さらにその1つ1つに付いて回る名もなき家事の多いこと。
今回は1週間と短かったのと、義母や長女が食事を手伝ってくれたのでなんとかなりましたが、あと1週間長かったら同じ生活は続けられなかったと思います。
いつも家事をしてくれる妻には頭が上がりません。ありがとう!
病気やケガはいつ起こるか分からず、こちらの都合に配慮してくれません。
お子さんのいる家庭は、家族の誰かが入院した場合にどうするか、一度話し合っておくことをお勧めします。
その際は、この記事を参考にしてみてください。
smart-management.hatenablog.jp