金融リテラシーが低い人の5つの特徴
日本人は子どもの頃から金銭教育を受ける機会が少なく、金融リテラシーが低いよくと言われます。
2016年に行われた「金融リテラシー調査」の結果を見ると、確かに日本人の金融リテラシーは諸外国に比べて低いものとなっていました。
金融リテラシーとは
そもそも金融リテラシーとは何でしょうか?
リテラシー(literacy)とは本来、読み書き能力という意味です。
金融リテラシーをそのまま訳してしまうと、金融の読み書き能力という意味の分からい言葉になりますが、要はお金に関する知識や判断力のことです。
ですので、金融リテラシーが低い人とは、お金の知識に乏しくうまく管理できない人を指します。
金融リテラシーが低い人の5つの特徴
①投資に悪いイメージを持っている
金融リテラシーが低い人は、投資に対してネガティヴなイメージを持っている人が多いです。
投資=怖い、損するというイメージが強く、資産のほとんどが預貯金になりがちです。
②ムダな保険に加入させられている
保険のおばちゃんやセールスマンの言われるがままに保険に加入してしまう人も、金融リテラシーが低い人と言えます。
その保険の必要性を自分で考えたり調べたりせず、彼らの売り文句を鵜呑みにします。
残念ながら、保険屋のいいカモになってしまっています。
③他の人を見てお金を使う
金融リテラシーが低いと、お金を使う時に比較検討することがなく、回りと同じかどうかを判断基準にしています。
回りの人がマイホームや車を購入すると、自分も購入しなきゃと思い始めます。
自分に必要かどうか、合っているかどうか、ということよりも回りと同じということでなぜか安心感を持ってしまいます。
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④金融、税制、社会保障に関する情報に疎い
金融や税制、社会保障に関することにアンテナを張っていないので、持っている知識や情報が乏しいのも金融リテラシーの低い人の特徴です。
税金を必要以上に払っていたり、還付金や給付金の請求をしていなかったり、受けられるサービスや保障を受けていなかったりしていますが、それらで損していることにすら気づいていない人がたくさんいます。
⑤金融トラブルに遭いやすい
金融リテラシーが低いと人の話をすぐに信じてしまい、詐欺被害に遭うことも多くなります。
詐欺集団からすれば、金融リテラシーの低い人はいいターゲットです。
また、仕組みもよくわからないままクレジットカードのキャッシングやリボ払いを借金だと思わずに利用し、多重債務者となってしまうケースもあります。
金融リテラシーを高める方法
金融リテラシーを高めるためには、お金や金融に関して関心を持つことが重要です。
もし苦手意識を持っているとすれば、それはよく分かっていないからです。
本を読んだり、セミナーに参加したり、検索して調べてみたりして勉強していけば少しずつ分かるようになり苦手意識もなくなっていきます。
お金に関して苦手意識がある人には、この本がお薦めです。
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本の題名通り、お金の基本が分かる本です。
お金の成り立ち、稼ぎ方、納め方、貯め方、使い方、備え方、増やし方がこの1冊にまとまっています。
妻はこの本を読んで、お金の基本的なことが分かるようになってきたと言っています。
金融は時代とともに変化していきますので、金融リテラシーを高めたい人はもちろん、すでに金融リテラシーが高いと自負している人も常にアンテナを張って学んでいきましょう。
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