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低年収でも貯金できる!4児の父がお金の賢いやりくり(Smart Management)を目指して奮闘中!

2020年の3大臨時収入

先日の記事で臨時支出のことを書きましたが、もちろんお金は出るばかりでなく、入ってくることもありました。

 

2020年の我が家の臨時収入を3つ紹介します。

 

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傷害特約からの給付金 68,000円

 

9月に妻が自宅で左足小指をドア枠に強打して骨折。

その際に、妻が加入しているがん保険の傷害特約から、骨折で50,000円、通院で1日3,000円の給付金が支払われました。

 

骨折は1ヶ月ほどで無事に治りました。

ケガしてお金をもらっても喜べることではないのですが、ありがたかったのは事実です。

 

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特別定額給付金 600,000円

 

これは我が家だけでなくほとんどの国民がもらったことと思いますが、1人10万円の給付金のことです。

我が家は夫婦+子ども4人なので60万円いただきました。

 

この給付金の原資は税金なので、結局は自分たちがまた納税しなければいけないことなのですが、コロナで下向きな気分を少しは上向きにしてくれたと思います。

 

この60万円の使い道は、冷蔵庫と旅行です。

冷蔵庫を買ったのは11月ですが、特別定額給付金がなければ冷蔵庫の買い替えという話も出なかったでしょうから、この給付金で買ったようなものです。

旅行は10月に東北に行ったきりです。

まだ半分くらい残っているので、コロナが落ち着いてからまたどこかに行きたいと思っています。

 

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IPOの利益 1,839,000円

 

当選したIPO(新規公開株)を初値で売ったことで、過去最高の1,839,000円もの利益を得ることができました。

手数料や税金を差し引くと約167万円になりますが、それでも十分な臨時収入になってくれました。

 

IPOを本格的にやりだしたの2013年以降の年間利益(手数料・税金考慮せず)は次のようになっています。

 

2013年  702,000円

2014年  431,800円

2015年  121,700円

2016年  864,400円

2017年  1,671,800円

2018年  450,700円

2019年  277,100円

2020年  1,839,000円

 

総利益  6,358,500円

 

IPOは運に頼る部分も大きく、当選できない時はほとんど利益が出ません。

実際2015年は4つしか当選がなく、利益もわずか12万円しかありませんでした。

 

それでもコツコツやっていけば、たまに当選をもらえ利益は積みあがっていきます。

そして資金が増えれば増えるほど、当選する可能性も高くなります。

 

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まとめ

 

2020年は臨時支出もありましたが、これらの臨時収入のおかげもあって年間の家計収支は300万円以上の黒字となりました。

ケガやコロナはもう勘弁してほしいですが、2021年もIPOでは100万円以上の臨時収入を期待したいところです。

 

 

妻の一言

 

「特別定額給付金の残りで高級ドライヤーどうかな?」

 

Stock Point for CONNECTで福袋キャンペーン!

Stock Point for CONNECTがまたまたキャンペーンを行ってくれます。

今回は1株分のポイントが当たるガチャではなく、新年の福袋キャンペーンです。

 

 

福袋キャンペーンの内容

 

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参照:Stock Point for CONNECT

 

新年になると色々な福袋が売り出されますが、Stock Point for CONNECTが出す福袋は株の福袋です。

どの銘柄が当たるのかは分かりませんが、3銘柄で2,400ポイント分の株の福袋が2,000キャッシュポイントで購入できます。

 

プレミア分は20%ですね。

 

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参照:Stock Point for CONNECT

 

 

コースの中の銘柄予想

 

コースは全部で3種類で、コースによって入っている銘柄が異なるようです。

 

福袋に入っている銘柄はStock Point for CONNECTで運用できる105銘柄のどれかだと考えられます。

下の画像をヒントに3つのコースの中身をそれぞれ予想してみたいと思います。

 

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参照:Stock Point for CONNECT

 

Aコース 一富士二鷹三なすび福袋

富士は富士通または富士フイルム、鷹はホークスのソフトバンク、なすびは麻婆茄子で味の素あたりではないでしょうか。

 

Bコース 令和3年丑年!牛の福袋

ハンバーガーは日本マクドナルド、牛丼は吉野家ホールディングスでほぼ間違いないでしょう。

牛はよく分からなかったのですが、牛肉を扱う日本ハムを予想してみます。

 

Cコース めでたい!初日の出福袋

すべて社名からの連想で旭化成アサヒグループホールディングス日立製作所の3社を選びました。

 

この予想が当たるかどうかは分かりませんが、どの福袋も2,400ポイント分というのは同じです。 

普通の福袋だと要らないものが入っているとガッカリしてしまいますが、株は売却すればいいだけなので何が入っていようがあまり関係ないですね。

 

Stock Point for CONNECTの福袋キャンペーンは、2021年1月4日10時~1月6日まで行われますが、早い者勝ちではなく抽選となります。

福袋は3コース合計で5,000個限定なので、抽選は必至だと思います。

年の初めに運試しですね。

 

福袋の購入には2,000キャッシュポイントが必要です。

2,000キャッシュポイントがない場合は、CONNECT証券を口座開設してID連携するか、Pontaポイントなどからチャージして今のうちに準備しておきましょう。

 

 

妻の一言

 

「2021年はこの福袋に賭ける!」

 

2020年の3大臨時支出

2020年も残り1週間を切り、1年を振り返る時期ですね。

来年の予算を立てるにあたり今年の支出を見返してみると、当初の予定にはなかった臨時支出もたくさんありました。

 

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その臨時支出の中でも、金額の大きかった3つを紹介します。

 

 

第3位 東北旅行 約84,000円

 

ここ数年は春休みに沖縄や北海道に旅行に行っていて、今年も北海道に行きたいと思っていたのですが、コロナで行くことができませんでした。

 

このまま今年は旅行は無しと思いましたが、車でならいいのではないかと考え、急遽10月に予定にはなかった東北旅行に行ってきました。

もちろんGoToトラベルを利用して。

 

1泊3日の強行プランで運転し続けとても疲れましたが、秋田県を除く東北5県で楽しい時間を過ごせました。

特に盛岡のわんこそばで家族6人全員が100杯以上食べたのは、今年1番の楽しい思い出です。

 

金額的には約84,000円で今年の臨時支出第3位ですが、GoToトラベルを使ったこともあって家族6人での旅行としてはかなり安く済みました。

 

コロナが収まってきたら、次は北陸あたりに行きたいと考えています。

 

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第2位 歯科矯正 約110,000円

 

次女の歯科矯正は、いつかやろうとは考えていたものの、今年はその予定ではなく予算にも入れてませんでした。

 

支払いは4ヶ月に一度、全部で3回あり、11万円はその1回目の支払い分です。

また、それ以外にも毎月の通院の度に5,000円ほどかかるので、2021年には30万円近くかかる予定です。

 

金額的には大きいですが、健康に関することなので必要な出費だと思っています。

 

 

第1位 冷蔵庫 約190,000円

 

2020年の1番大きな臨時支出は11月に買った冷蔵庫です。

13年使い続けた345Lの冷蔵庫から、600Lの大型冷蔵庫に買い替えました。

 

1人10万円の特別定額給付金の頃に妻が買い替えたいと言いましたが、しばらく待ってもらい安くなってから購入しました。

2020年に発売されたばかりの冷蔵庫でしたが、実質価格では20万円を切り、価格.comの最安値よりも安く買えたのでとても満足しています。

 

高額な買い物でしたが、冷蔵庫が大きくなって妻も喜んでいますし、買ってよかったと思っています。

大事に扱い、次女が成人するぐらいまでは使いたいところです。

  

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まとめ

 

この3つの臨時支出だけで40万円弱もの出費がありました。

きっと2021年も何かしら予定外の出費があるはずです。

 

家計管理するために予算は大切なものですが、何のための予算なのかを理解し、必要に応じて修正していくことも大事ですね。

 

2020年のIPO利益は過去最高に!

2020年12月のIPOは26社もあったのに、当選したのはIPOチャレンジポイントを使った「かっこ」だけという散々な結果でした。

今月のIPOもまだ数社残っていますが、我が家はすべて落選しているので、今年の利益は確定しました。

 

IPOを本格的に始めたのは2013年ですので今年は8年目ですが、利益額は過去最高でした!

 

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2020年に当選したIPOと利益額

 

2020年に我が家が当選したIPOは10社です。 

上場日順に紹介していきます。

 

ちなみに当選したIPOは我が家のルール通り、すべて初値で売却しています。

 

① 2/7 コーユーレンティア
いちよし証券でわたしが当選しました。
利益は62,000円でした。
 
② 2/7 ジモティ
大和証券で長女が当選しました。
利益は130,000円でした。
 
③ 3/6 きずなホールディングス
みずほ証券でわたしが当選しました。
残念ながら公募割れで10,000円の損失でした。
 
④ 3/6 ウイルテック
SMBC日興証券で妻が当選しました。
公開価格と同値だったので±0円ですが、実際は手数料分マイナスです。
 
みずほ証券で妻が当選しましたが、コロナの影響で地合いが悪化したので購入せずに辞退しました。
購入して初値で売却していたら28,000円の損失になっていたので、辞退して正解でした。
 
⑥ 6/26 コマースOneホールディングス
大和証券で妻が当選しました。
利益は537,000円でした。
 
⑦ 7/31 Sun Asterisk
大和証券で妻が当選しました。
利益は50,900円でした。
 
⑧ 10/2 タスキ
SBI証券IPOチャレンジポイントを使用した次女が当選しました。
利益は439,000円でした。
 
⑨ 10/30 Retty 
大和証券で長男が当選しました。
利益は43,100円でした。
 
⑩ 12/17 かっこ
SBI証券IPOチャレンジポイントを使用した妻が当選しました。

利益は587,000円でした。

 

総利益額は1,839,000円です。

ここから税金や手数料が17万円ほど引かれているので、純利益は約167万円になります。

総利益額1,839,000円というのは、2017年の1,671,800円を超えて過去最高の数字です。

 

 

振り返り

 

3月頃はコロナの影響でIPOを含んだ株式相場は絶望的な状況でしたが、そこからよくここまで回復してくれました。

 

証券会社を見ると大和証券が4回当選で利益も約76万円です。

SBI証券IPOチャレンジポイントを使用して2回当選し、利益は100万円を超えました。

今年に限って言えば、みずほ証券SMBC日興証券は当選したのも利益にならず、全然ダメでした。

いちよし証券では初めて当選できましたが、配分ルールが変更されたので今後の当選は難しそうです。

 

当選回数ではわたしが2回、妻が5回、長男が1回、長女が1回、次女が1回で、妻の強運ぶりが際立っています。

利益額でも6割以上を妻が稼ぎ出す一方で、わたしの利益は5万円ほどで申し訳ない限りです。

 

IPOは運要素が大きいのですが、毎年コンスタントに100万円以上の利益を得たいと思っています。

2021年はできれば、当選回数も利益額も妻に勝ちたいです!

 

 

妻の一言

 

「2021年は200万円!」

 

 

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2020年最後のふるさと納税

今年のふるさと納税ではこれまでに、お米、牛肉、ほたてをいただきました。

まだ控除の枠がいくらか残っていたので、先週の土曜日にふるさとチョイスで2020年最後のふるさと納税をしました。

 

 

選んだ返礼品

 

今回の寄付先は秋田県仙北市

義父が秋田県出身というだけで縁もゆかりもない自治体ですが、返礼品で選ばさせてもらいました。笑

 

その目当ての返礼品はこちらです。

 

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参照:ふるさとチョイス

 

1番家計の足しになると妻に好評のお米です。

お得なニコニコエール品は肉や魚介ばかりでお米はなかったので、ニコニコエール品ではない普通の返礼品にしました。

 

2万円の寄付であきたこまち5kg×2袋が2回(1月と2月)届きます。

2万円の寄付で20kgのお米がもらえるのは他にもあったのですが、これを選んだのには2つの理由があります。

 

まずは1袋が10kgよりも扱いやすい5kgであること、次に2回に分けて発送されることです。

我が家では毎月20kg以上のお米を消費するので、20kgまとめて届いても無駄になることはないのですが、返礼品のお米が届くのが米を買った直後だと保管場所に困るので2回に分けられている方がありがたいんです。

 

だいぶおいしいお米のようなので、来月と再来月に届くのが楽しみです。

 

 

3つのキャンペーン

ふるさと納税自体がお得な制度ですが、今回はさらに3つのキャンペーンに該当しています。

 

1つ目のキャンペーンは、生産者応援福袋キャンペーンです。

 

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参照:ふるさとチョイス

 

12月中に福袋を選んでエントリーし、ふるさと納税をすることで福袋の抽選対象になります。

寄付金額1万円毎に1口応募なので、今回の寄付で2口分の応募ですね。

 

選んだ福袋は、神奈川県の肉2kgです。

12月は駆け込みでふるさと納税をする時期で倍率は高いでしょうが、もしかしたらと期待してしまいます。

 

2つ目のキャンペーンは、d払いのd曜日キャンペーンです。

 

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参照:d払い

 

エントリーし、金曜日か土曜日に対象サイトで3,000円以上をd払いで支払うことで、ポイントが2%(3サイト以上での支払いで5%)増額されます。

 

今回の2万円はd払いで支払ったので、400ポイントが上乗せして付与される予定です。

 

3つ目のキャンペーンは、d払いのふるさと納税キャンペーンです。

 

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参照:d払い

 

これは12月中にふるさとチョイスでの寄付にd払いで15,000円以上の決済をすることで、自動的にdポイントが当たる抽選の対象になるキャンペーンです。

 

1等10,000ポイント、2等5,000ポイント、3等3,000ポイントが当たるかもしれません。

当選者は1,150名で確率は低いでしょうが、なんとか引き当てたいところです。

 

 

年末のふるさと納税の注意点

 

年末に駆け込みでふるさと納税をする際に気をつけなければいけないことがあります。

確定申告をする人は関係ありませんが、確定申告を省略する人はワンストップ特例制度の「寄付金税額控除に関わる申告特例申請書」を翌年の1/10必着で出さなければなりません。

 

これを忘れてしまうと、ふるさと納税での寄付額を寄付金控除にするために確定申告をしなくてはならなくなります。

ふるさと納税だけのために確定申告をするのはとても手間ですので、「寄付金税額控除に関わる申告特例申請書」を翌年の1/10必着で忘れずに提出しましょう。

 

 

妻の一言

「いつも面倒くさい手続きをありがとう!」

 

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IPOかっこの売却益は予想以下に!?

妻がSBI証券IPOチャレンジポイントを使って当選したIPOのかっこは、上場日の翌日12/18に初値が付きました。

我が家のIPOルール通り、かっこも初値で売却しました。

 

 

かっこの初値

 

上場した12/17は買いが圧倒的に多く、取引は行われませんでした。

取引が始まったのは、12/18の11時過ぎでした。

 

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参照:Yahoo!ファイナンス

 

上の画像の始値7,890円がかっこの初値です。

公開価格が2,020円なので、利益は(7,890-2,020)×100株で58.7万円。

NISA口座での取引だったので税金も手数料も掛からず、58.7万円がまるまる利益になります。

 

 

素直に喜べない理由

 

ボーナスのない我が家にとって、年末の58.7万円はありがたい臨時収入です。

 

ですが、わたしはかっこの初値を10,000円くらいになると予想していました。

その予想と比べてしまうと利益が20万円も少ないので、物足りない気がしてしまいます。

 

また、今回はこれまで7年以上かけて貯めてきたIPOチャレンジポイントを使用しての当選です。

1ポイントあたり1,000円というのが、わたしたちの中での最低ラインでした。

 

今回は590ポイント使って58.7万円の利益なので、1ポイントあたり995円となってしまいました。

10月に次女のIPOチャレンジポイントを使って当選した「タスキ」という会社の時よりも、悪い結果になってしまいました。

 

ほんのわずかではありますが、1ポイントが1,000円以下になってしまったことが残念に思います。

 

自分の周りの人がこんなこと言っていたら、50万円以上の臨時収入があったのに何を言ってんだ!ときっと感じるはずです。

これを読んでくださっている方も、何を贅沢なこと言ってるんだ!と思うかもしれません。

 

もちろん嬉しいのですが、それでも両手を上げてバンザーイとは喜べないのが本当の気持ちです。

 

 

今後のIPOチャレンジポイントの使い方

 

かっこの初値がそこまで伸びなかった一番の理由は、IPOラッシュ時だったことだと思っています。

他にも良いIPOがたくさんあったので、買い資金が分散してしまいました。

 

かっこはIPOラッシュも関係ないくらいのスペックだと思っていましたが、読みが甘かったです。

 

今年IPOチャレンジポイントを使った妻と次女以外は、そこそこポイントも貯まってきています。

今回の反省を生かすためにも、今後はIPOラッシュ時はIPOチャレンジポイントの使用を極力控えようと思います。

 

IPOチャレンジポイントはSBI証券のさじ加減もあって運の要素も強いですが、次こそは満足のいく使い方をしたいところです。

 

 

妻の一言

 

「1ポイント1,000円にこだわるね〜。」

 

自営業者が年金を増やす3つの方法

自営業者(第1号被保険者)はサラリーマン(第2号被保険者)とは異なり厚生年金がないため、将来受け取れる年金は国民年金のみです。

20歳〜60歳までの40年間フルに国民年金保険料を支払っても、受け取れる国民年金は年間で80万円弱、月だと6.5万円。

さらにそこから税金や健康保険料が引かれていくので、国民年金のみで生活するのはかなり厳しいでしょう。

 

ただ、国民年金の自営業者(第1号被保険者)でも、将来の年金を増やす方法があります。

今回は自営業者(第1号被保険者)が年金を増やす3つの方法をご紹介します。

 

 

iDeCo

 

iDeCoとは個人型確定拠出年金のことで、自分で運用商品を選び運用する私的年金です。

運用商品は投資信託、保険商品、定期預金ですので、元本割れするものもあります。

 

iDeCoと普通に運用する場合の違いは、税制面での優遇です。

iDeCoは、積立時、運用時、受給時のそれぞれに税制の優遇を受けられます。

 

積立時は拠出金が全額所得控除に、運用時は利息や運用益が非課税に、受給時は一時金として一括で受給する際には退職所得控除、年金として分割で受け取る際には公的年金等控除の対象になります。

 

iDeCoは自営業者に限らずサラリーマンでも利用できる程度ですが、自営業者(第1号被保険者)の方が拠出金の上限が68,000円と高くなっています。

 

デメリットとしては、元本割れリスク、手数料、60歳までは引き出せないことが挙げられます。

 

詳しくは、下の記事を読んでみてください。

 

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付加年金

 

付加年金は自営業者(第1号被保険者)の方のみが加入できます。

iDeCoとは異なり、サラリーマンは加入できません。

 

付加年金とは、毎月の国民年金保険料に400円の付加保険料を上乗せして納めることで、将来受給する年金額を増やせる制度のことです。

 

将来もらえる年金に、「200円×納付月額」が加算されます。

 

40年間(480ヶ月)付加保険料を払い続けた場合は、将来の年金に毎年96,000円が加算されます。

40年間(480ヶ月)に支払う付加保険料が192,000円なので、2年で元が取れてしまうお得な制度です。

 

iDeCo同様に付加保険料は所得控除の対象です。

ただ、国民年金を2年間受け取る前に亡くなってしまうと、損することになりますね。

 

 

国民年金基金

 

国民年金基金も自営業者(第1号被保険者)のための制度で、サラリーマンは加入できません。

 

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参照:全国国民年金基金

 

付加年金とは掛金とプランが異なります。

国民年金基金の掛金の上限は月額68,000円までで、プランは7種類あります。

 

プランは1口目は終身年金のA型(保証期間15年)とB型(保証期間なし)のどちらかしか選べませんが、2口目以降は確定年金のⅠ型(65歳〜15年間)、Ⅱ型(65歳〜10年間)、Ⅲ型(60歳〜15年間)、Ⅳ型(60歳〜10年間)、Ⅴ型(60歳〜5年間)からも選択可能です。

 

国民年金基金の掛金も全額所得控除の対象になります。

生活状況によって掛金の減額や支払いのストップなどもできますが、これまでの掛金の引き出しはできませんから、そこは注意が必要です。

 

 

3つの制度の組み合わせルール

 

付加年金と国民年金基金はどちらもiDeCoと組み合わせることが可能です。

その場合の掛金の上限は、2つの制度を合わせて68,000円です。

 

付加年金と国民年金基金の併用はできず、どちらか1つのみしか申し込めません。

付加年金は掛金が少ないため増加分も少ないので、上乗せ額を増やしたいなら国民年金基金を選ぶかiDeCoとの併用がいいでしょう。

 

 

まとめ

 

現在の現役世代が年金受給する頃には、今以上に年金財源も厳しくなっているのは明らかです。

iDeCoも付加年金も国民年金基金も積み立てる期間が長いほど、受け取れる額も大きくなります。

時間を味方につけるためにも、早目に取り組むことがオススメです。

 

 

妻の一言

「うちは自営業ではないけれど、そろそろiDeCoを始めない?」